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![]() 秋の北海道から出発新型インフルエンザの猛威も騒がれる2009年の9月シルバーウィーク。わたしたち家族はタイに向かう。帯広からは朝1便。やっぱり空港にはマスクをする人は少ないけど、わたしたち3人揃ってマスクをした。ちょっと視線が気になる?ううん、いいのいいの。かかるほうがいやだもの。それでも羽田空港ではぐっとマスク率が上がった。やっぱり田舎のほうが無頓着なのかなぁ? ![]() ところが成田へ向かうリムジンバスのチケットを買いに行ってその余裕はぶっ飛んだ。すでに満席の便が続きここから1時間以上待たなくちゃならない。こんなことなら先にチケットを買っておくんだった・・・!がっくりしつつ、わたしたちは案内所前のベンチで長い待ち時間をすごした。 UAの超過予約にふりまわされる成田に着いてからがまたバタバタだった。わたしたちが乗るのはユナイテッド航空。見つけたカウンターにはすでに列が出来ていた。
なにやら紙を渡される。書いてあったのは「手違いで大量の超過予約を出してしまった。大丈夫な人は明日の別便にしてくれないか。してくれるならビジネスクラスを約束しよう。そして300ドルのクーポンもお付けする。」とのこと。どうやらわたしたちの乗る便以外にも、のようだ。 あらあら大変ねぇ・・・。係員が列に並ぶひとりひとりに声も掛けている。 でも、残念ながらわたしたちには余裕がない。休みの期間ギリギリで旅行に行くんですから。丁重にお断りした。 しかしながらどんな事情でも予約管理のずさんさに驚いた上に、地上係員の態度の悪さに閉口することとなった。 予約カウンターが混雑している理由がわかった。すべて機械でのセルフチェックインなのだ。
老若男女がわかりづらい機械に四苦八苦している。わたしたちの順番が来た。そうは言っても国内線ではいつもセルフでやっているわけで、わかんなかったら係員に聞こうとたかをくくっていた。そしたらどうだ。最初っからわかんない。 最悪なのはたずねた係員の上から目線の態度だった。ちょっと派手目の年のころなら50代だろうか。そんな女性が「まったく・・・」とでも言いそうな態度なのだ。 かなーりかなーり不快。おまけに席が全員バラバラになるという。かなりゴネた。結局父だけ離れた席になってしまうという。もうゴネ疲れであきらめた。出国審査に向かう気持ちはとてもダークな黒い気分だった。 ただ、母強し。搭乗ゲートのカウンターで追い込みのお願いをしてくれた。(まぁ、そこのカウンターの係員もイマイチ態度が良くなかったようなんだけど)無事に3人並んで座ることが出来た。 そんなこんなでホッとしながら出発時間を待った。その間にまたアナウンスが入る。「お客様の中で明日の出発でもいい人はいませんか?あと1席なんです。変わってくれる方にはビジネスクラスの確約と現金の換わりに500ドルのクーポンを・・・」ちょっと反応してしまった。さっきの呼びかけから200ドル増えてるし。
でもまぁ、やっぱり変えられないから関係ないんだけど、500ドル現金でもらえるなら考える人もいるだろうねぇ。クーポンってどこで使えるものだかもわからないわけだし。 そして6時間のフライト飛行機は約30分遅れで飛び立った。座席は目の前が壁になっているところだった。わたしの席はなんとか大丈夫だったけど、機内アナウンスで「CAコール、ボリュームなど不具合の有る席の方はご容赦ください」みたいなことを言っていた。なかなか古い機体なのか?そしてこの機体、なんと今どき一人一人のモニターが無い。ありえない!わたしたちは目の前が壁の席だったので、モニターがとても近い。消したくても消せないし、違うチャンネルを選ぶことも出来ない。このフライトでは3本くらい映画をやっていた。バンコクに着くまでびっちり。でも嬉しくない。なぜなら「ドラゴンボール」とかスタートレックなどのSFばかりでちっとも面白くなかったから。やっぱり各自の好きに選べる機体がいいなぁ。 20時過ぎに出た夕食はまぁまぁだった。こんなもんだろう。半分くらい飛んだ21時半を過ぎた頃にわたしのボリュームもチャンネルも効かなくなった。電気だけはつくようだ。ちょっと照らして自分の姿を撮ってみる。 こうやって足を壁で支えて投げ出せる。(もちろん靴は脱いでます)この席はこういうところがいい。前の人がグーッとリクライニングしてくることもないしね。 少し早めにバンコク到着予定では6時間半くらいのフライト時間。今回はだいたい6時間でタイ・バンコクのスワンナープ国際空港に到着した。 せっかく早く到着したというのに、入国審査で手間取った。わたしの前に並んでいた6人くらいの若い男性の団体が、タイの出入国カードをことごとく記入漏れしていたらしく、隣の列に並んでいた両親より私はたぶん15分以上遅れてタイに入国できた。ったく、ちゃんと書いておけよー。その間に父が両替していた。1バーツ=約3円だったらしい。えー・・・高い。成田では見てこなかったけど高いなぁ。やっぱり空港は高いってことだ。 気を取り直して・・・。タイのスワンナープ空港はものすごく立派な空港だった。驚くわ、ほんと。成田空港なんか目じゃないわってくらい。それもそのはず、私が以前来たときのドンムワン空港は今年の3月以降、国際線は数えるほどしか使われていないらしい。 荷物をとって歩いていくとC出口ではガイドのソムサックさんが待っていた。とても実直そうな年配の男性だった。ソムサックさんに連れられて階下に降りて駐車場まで移動する。空港のドアが開いた。ムワーっとした湿度を含んだ空気が襲ってくる。きたーっ!これだよこれ!この空気はまさしく南国のそれだ。 車に乗り込み高速道路をホテルに向かう。なんとなく記憶は遠いけど、16年前に比べたらはるかに立派な高速道路だと思った。外国にありがちな巨大な広告塔が車窓を飛んで流れていく。あー外国に来たんだと変なところで納得していた。 ホテルに到着バンコクの中心地にあるアノーマ・ホテルに着いたのはもう日本時間の午前2時を回っていた。でもここからはタイ時間。今は午前0時ってことになる。チェックイン時にフロントの女性が部屋をグレードアップしましたと言う。デラックス・ルームだって。超ワクワク♪ 以前シンガポールでも満室となったのでグレード・アップしましたと言われたことがあった。あの時の部屋はスイートルームのような2ベッドルームに1リビングというすごい部屋だった。ものすごいテンションが上がる。今回も・・・なんて勝手にテンションを上げていた。・・・が、実際はほどほどにいい部屋だった。グレードアップでこれならば、しなかったらどんな部屋だったんだろう・・・?なんて疑問もわく。 部屋は15階だった。少し待ってトリプルのベッドやらなにやらを運んできてくれた。そういえば、さっきからスタッフの対応がとてもいい。にこやかだし。建物はちょっと古いようだけど気持ちよく滞在できそうだ。 アノーマ・ホテルエアコン、スリッパなど最低限のものがそろっている。(南国にありがちな体重計も完備だ)嬉しいのは滞在中毎日ひとり1本ずつのミネラルウォーターが冷蔵庫に入っている。これはとても嬉しい。水周りも良い。排水も問題なし。欲を言うならシャワーが固定式なのが残念。これはやっぱり可動式がいいな。クローゼットにはセーフティ・ボックスがある。自分でパスワードが決められて安心だ。ちょっと見づらい写真だけど、ホテルのコンセントの形状はBFだった。Aタイプでも使えるかもしれない。でもちょっとグラグラなのでアノーマホテルに泊まるならBFタイプを持っていかれるのが無難かもしれないね。 とりあえず不便が何も無い。いいホテルにできてラッキーだ。 ふと外を見る。あら、なんだかすごいビルのライトアップが見える。ボケちゃって上手く写真には写らないけど肉眼ではものすごくキレイに明るい。 ここは15階だからこんなのも見えるんだとしたら・・・グレードアップさまさまなのかもしれないね。 さて、明日は8:30にロビーで待ち合わせ。市内観光だ。 |
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