アテネ国立考古学博物館  National Archaeological Museum of Athens

ほぼ4時ころ、博物館に到着した。ギリシャ国内の遺跡発掘物の重要なものはココに数多く収容されているらしく、かなり見る範囲の広い建物だった。中はエアコンが効いててやっと一息つくことができた。アテネオリンピックでかなり整備されたもので、以前は真夏にあまりに館内が暑くなってしまうので休館したこともしばしばだったとか。旅行者にとってはがっかりだ。せっかく訪れたのに「暑さで休館」だなんて。改善されてよかったよかった(^^
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博物館を出たのが17:30ちょっと前。そろそろ夕食を食べに行ってゆっくり明日からに備えたいと思っていると木下さんに告げて晩御飯の相談にのってもらうことにした。叔父が行きたかったリカヴィドスの丘は食べるところもイマイチなので、「プラカ地区に食べに行ったらいいですよ」とすすめてくださる。何カ所か行けそうで行ってみたい店を挙げてみた。その中で木下さんもお勧めだったのが「ビザンティノ」。ご自宅に帰る道すがら案内してくださるとのこと。よろこんでお願いすることにした。
プラカで車を降りた私たちはビザンティノまで歩いた。ヘトヘトだったけど、これから初のギリシャ料理が待っているとなれば元気も出てくる気がした。
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ビザンティノ-BYZANTINO-

従業員の言語 英語、ギリシャ語
メニューの言語 英語、日本語、ギリシャ語
所在地 18 KIDATHINEAN, PLAKA ATHENS, GREECE TEL:(210)3227368 
交通案内 地下鉄シンタグマ(SYNTAGMA)駅から1KM、徒歩10分。ハドリアヌスの門(HADRIAN'S ARCH)から0.4KM、徒歩5分。
営業時間 8:00〜2:00  休業日 無
このビザンティノの店先にはカタカナで「ビザンティノ」と書いてあったり、店先の客引きのおじさんが「コンニチーワ」「オイシイヨ」などと片言の日本語だったりと「せっかくギリシャに来たのに」なんて人には敬遠したくなるような観光客風な店かもしれない。(実際ガイドブックにも載ってるし)
でも全体にどれも美味しいし、日本語メニューがあるのも今回私たちが手配をお願いしたマリソル旅行社の代表が、美味しいお店というのを確認してから日本語メニューを提案したとか。なのでまず「ギリシャ料理ってどんなものだろう」と初めて行った人が食べるには間違いない店なんだろうと思う。
とかく観光客のくせに「観光客っぽいのはイヤ」という人が多いけれど(私もそんなひとり)、こういう地元に住む日本人たちの努力もあって安全に美味しく物を食べられたりするってこともあるんだろうなーと思った。
5人でビールを5-6本飲んで88.50ユーロ(約10,600円)なので、私はビールをちょっとだけであと水だったので、だいたい2,000円くらいの夕食ってところかな。それにしても5人だから沢山の種類を食べることができた。もし2人とかで行っていたら、1皿の量が多いのでもっと少ないだろうから1000円くらいで満足できるかも。
 まだ飲みたりなさそうな男性陣。けどもうどっぷり疲れ切った私は同じ考えの母と先にホテルに戻ることにした。プラカの入り口まで車で送ってもらったのでちょっと不安はあったけど、そこは方向感覚ばっちりのワタクシ。暗くないしってことでテクテク歩きはじめた。
プラカのレストランからエスペリア・パレス・ホテルまで約25分で到着。ふだんほとんど歩かない私にはかなりきつかったけど、元気だったらタクシーを乗る距離ではないな、確かに。

ホテルについて面倒な仕事が残っていた。
実は父が部屋を出るときに閉じ込んでしまって、
そのまま観光に出てしまったのだ。
めんどくさー、とフロントでがんばる母を撮るワタシ。
なんとかなるじゃん、やるじゃん、母!

というわけでようやく長い一日がおわった。
明日はいよいよ周遊にスタートだ〜♪