さて、、ここからはギリシャ時間です。
日本時間の午前9:10に到着したのでマイナス6時間で深夜３：１０にアテネの空港に到着。この空港、名前を「エレフテリオス・ヴェニゼロス空港」というらしいけど、結局一度もその名前では呼ばなかった。いいのよ、「アテネの空港」で伝わるもんね〜。

深夜の空港なので係員もさほど多くはないし、乗降客も少ないせいかなんだかとても小さなさみしい空港に感じた。(帰るときには感じなかったので人が少ないせいだろう）

ホッとしたのは荷物が出てきたとき。ちゃんと乗り継がれたのね！これが出てこなかった時のために、一応１日分位は手荷物に持っていたものの、やはり出てきたときはほっとするわ。みんなの荷物がそろったのが午前３時半。もうグロッキーかと思いきや、私はちょっと元気だったりする。日本時間なら（まだ言ってる）これから活動時間だからかな？
出口を出ると出迎えの人の向こう、真正面に札を持った人たちがいた。彼らはマリソルで依頼したタクシードライバーだった。とても人懐こい笑顔が印象的な彼らを見てようやく「手配が整っていること」そして「旅行がスタートした」ような気がした。（＾＾；）

高速道路を走りながら「旅の指差し会話帳」を頼りにちょっとギリシャ語でドライバーと話をした。この本はほんと優れものだ。ドライバーは英語をちょっと話すことが出来るけれど、やっぱりギリシャ語で外国人が話してくれると嬉しいようで、ちょっと話が弾んでホテルまでしーんとすることなく走り続けた。渋滞が無い深夜なのでほぼ３０分でアテネ市内へと到着した。

エスペリアパレスホテルに到着したのは午前４時。予定通りだ。
ドライバーたちはチップを渡したからかわからないけど、とても親切にチェックインを手伝ってくれた。英語ばかりだったけど、なんとなくいつもの外国を思い出せばやることは同じなので、クーポンとパスポートを見せてスムーズに終わって部屋に向かった。

情報リンク

エスペリア・パレス・ホテルの詳細はこちら

ホテルの部屋でようやくまったり寝る体勢になれたのは午前５時近く。３時間ほど眠り、８時に起床。カーテンを開けて何気なく外を眺めふと気づいた。ほんとに何気なく「ふと」気づいた。

・・・・！あれ！アクロポリスじゃないですか！？

そうなのです。アクロポリスが見える部屋でした。出発前にネットでホテルのクチコミを見ていたら「窓からはとなりのビルの壁だった」とかあったので、ダメもとでマリソルの平島さんにお願いしてみたものの「ハイシーズンなので確約はできない」と言われていたのだ。「まさか！まさか！」である。もう最初っからテンションあがるじゃないか！

そんなテンション上げ上げのまま食事に向かう。朝は１０時半まで営業しているのが助かる。やはり辛くても深夜に到着して正解だったと思う。
このあとのどのホテルよりも朝食は充実していた。旅行の始まりにヨーグルトやチーズなどの現地ならではの食材を目にすると、これからのことがイメージできて良いス。バカみたいにとってきて満腹食べまくりだ。
←ヨーグルトはぜったいはずせない！
フルーツを入れたりはちみつをかけたり。どんな食べ方もＯＫ。ギリシャのヨーグルトは私たちが普段食べる日本のヨーグルトよりもホイップクリームのようにやわらか。あまり酸味がなくてとても食べやすい。

エレベーターはこんな感じのドアタイプ。

ボタンを押して呼んだら、ドアのガラスが明るくなる(電気のついた箱が到着するから）のでドアを引いて乗り込む。ボタンを押して行き先を指定すると動き出す。目的地についてもドアは開かない。自分で開けるのだ。ヨーロッパならではのこのエレベーター、私はけっこう好きである。

さて、部屋に戻り午後の市内観光までのんびりすることにした。ふんふん〜♪とテンシションも高いままガイドブックを開いた。予備知識を入れておこう、と。そこである情報が目に飛び込んできた！国会議事堂前無名戦士の墓で行われる衛兵の交代のところで「〜特に日曜日午前１０：５０からの交代式は大規模だ」
ムムムーッ！今日は日曜じゃないか！今何時？ヤバイ！見に行かなくては！速攻で隣の叔父たちの部屋に電話をする。「これは見に行きましょう！」と誘う。ここから約５分で国会議事堂に着くとはいえ、交代式の３０分前には場所をキープした方がいいと書いてあるので私たちはさっそく１０：１５にはホテルを出発することにした。
スリも多いらしいのでお金は最低限で身軽なスタイルで出発。

★1　ホテルから出てすぐ横のスタディヴ通りと パネピスティミウ通りを結ぶ小道	★2　パネピスティミウ通り沿いの ギリシャ銀行前にて(どこかのオバサマ達)

同じく★2　アッティカというデパート。 (まだ開いてない)ブランド物満載ですと。	無名戦士の墓に到着。 国会議事堂に向かって左側から入っていく。
続々と人が集まってくる。	どこにでもいる鳩エサを商売にする人
いた！じっと時を待つ衛兵。	１時間おき通常の交代式。間近で見られる。
とりあえずの交代式終了で人も動き出す。	１０：４５　マーチが聞こえてくる。
可愛い伝統的衣装を着た兵士たち！	マーチに合わせて整列する
長い長い交代式。	「ニューソルジャー」(新兵)たちの見学
このポリスマンが厳しかった〜！	１１：１０頃。交代式が終わった。

平常時の交代式はかぶりつきで見られるんだけど、日曜日の１０：５０の交代式は見学は国会議事堂に向かって左側に寄せられる。知っていたので寄ってはいたものの、ポリスマンたちはかなり厳しい！「Ｂａｃｋ Ｐｌｅａｓｅ！」「Ｍｏｒｅ！」「Ｍｏｒｅ！」とか見やすいようにちょっと縁石に上がったりしている人を見ると「Ｎｏ，Ｎｏｔ　Ｓｔａｎｄｉｎｇ　Ｈｅｒｅ，ＯＫ？！」みたいな。おまけに、一番いい場所を発見！と思ったら「Ｎｏ〜、Ｎｅｗ　Soldiers　Ｈｅｒｅ，ＯＫ？！」みたいな。新兵さんたちは真剣に先輩たちのキッチリとした交代式を眺めてた。
というわけで、左側といったらほんとに厳しく退去させられる。見に行く方は心の準備をしていったほうがいい。周りに流されて気づけば一番前から５−６列後ろになってしまうこともあるから。

アテネ 国会議事堂前の風景

厳しいポリスマン！

いよいよ始まった交代式

三々五々散り散りになるままに私たちも流れに乗って無名兵士の墓から道路を渡ってシンタグマ広場へ。

(この黄色いでっかい人はちなみに私ではない。)
階段を降りるとそこには真中に噴水のある広場がある。これが中心なのか？と思う位意外と小さな公園だった。

真ん中の噴水の向こうに見える青い小屋はインフォメーションセンター。旅の情報収集に。

シンタグマ広場のキオスクに 売られていたアクセサリー。 (地図１)	地図４
地図2	地図３

地図１>キヲスク 地図２>ホテル　アセンズ・プラザ角から国会議事堂をみる 地図３・４>ホテルへ帰る歩道