ふぅー、満腹満腹!ホテルの部屋は確か3階だった。ホテルの部屋に外から戻ると当前だけど部屋は真っ暗。

なので窓から光が漏れていてね、それがライトアップされた市庁舎だと一瞬のうちにわかったときはそりゃもう!

窓に駆け寄った。

「もしかして?もしかしてぇー?」

「ほらきたーっ!ドーン!」なんて言いながら♪


窓の外にはグランプラスが広がってた。

部屋の窓から見えた景色。とてもじゃないけど1枚ではおさまらず合成を想定して3枚撮ってきた。
合成してみたんだけど・・・もうちょっと上まで撮って来ればよかったねぇ。

もうもうテンションMAX!どこを見ても飛び込んでくる美しい夜景。
父がいきなりベッドの配置を変えた。「何やってんの?!」と驚いてしまった。
なんと父は寝ながら見られる場所を探したらしい。なんて贅沢なんだろう!
特等席とられたーって感じだったけど、今回は両親に見せたくて連れてきたグランプラスだ、許しちゃるか!(≧∀≦*)
こんなにテンション上がってる父も久しぶりだったしね(*'ー'*)



窓からのぞいて左手を見た。
星の家、白鳥の家、黄金の木の家などが見える。

ホテルはとても古くて狭い。形もうなぎの寝床のように奥の洗面所までの奥行きが深い。

使いにくさはあっても、この窓からの美しい夜景だけでそんなことは全部ふっ飛んじゃう♪

美しい景色を眺めながら寝よう、なんて思ったけど実はライトアップの灯りがけっこう明るく部屋に入ってくる。

仕方ないなぁ〜と遅くまで起きていた私が閉めて寝ることにした。

眠りに落ちてしばらくも何回か目覚めていた。それは興奮とかじゃなくて・・・外がうるさいから!

さすがに観光地の中は夜遅くまで騒ぐ輩がいる。酒を飲んでるんだろうけど、大きな声で何かを叫んでいる人も居た。

とどめは深夜2時過ぎ。左の写真を撮ったときだった。けたたましいサイレン。何かと思って起き上がって外を見たら、救急車と消防車がいた。

古い世界遺産の建物は木の窓で、当然密閉のサッシなんかじゃなくて隙間からの音は入ってくるのはどうしようもないことで。

翌朝ホテルのフロントに居た男性につたない英語で聞いてみたら、この建物ではなくて少し通りを入ったところでぼや騒ぎがあったらしいことを教えてくれた。近いんじゃーあのサイレンも仕方ないかぁ〜。

こういう観光地の中に泊まることの一長一短が垣間見えた出来事でした。