GARE DU NORD (北駅)に到着したのは13時過ぎ。

とてもとても大きな駅で、地下鉄駅からタリスの看板を探して乗り場まで行くのが大変だった。

始発駅なので時間通りに列車に行けば大丈夫だろうってことで、一応場所を確認した上でカフェに行くことにして駅舎を出た。

どうしようかと北駅の正面あたりをうろうろしてみたら、目の前にあるニュー・ホテル一階のカフェが入りやすそうだったのでそこでお茶することにした。
そのカフェは雰囲気はあるんだけどー、かなり簡素なティーバッグの紅茶だったのが想像外だった。
おフランス、ってーものにちょっと気取ったものばかり想像しすぎたようだ・・・(*'ー'*)。

14時少し前にカフェを出て駅舎に戻ることにした。 14:25 パリ北駅発 ブリュッセル南駅(Bruxelles MIDI)行きタリス9339号。
北駅は始発なのでわかりやすくていいねぇ。

黄色いのは駅にある刻印機。チケットにこれで刻印をしなくてはならない。・・・と思っていたんだけど、チケットによっては刻印しなくてもいいらしいし、細長いものじゃないとこの機械には入らない。
でもさ、いくらタリスは刻印しなくてもOKと言われても、万が一車掌さんの検札で何かいわれたら嫌だしできるだけやっておこう。

二等車に乗る。一等じゃなくても十分。日本の特急の指定席のようだ。

ふと見るとさっきのカフェにいたオバサマがいた。同じ車両だったようだ。

私たちはチケットをすでに日付指定して日本に居るうちに阪急でツアーと一緒に予約してもらっていたので楽ちん。
もしその方法じゃなくてもインターネットでも予約代行の会社はあるようだけどね。

さぁー外には雪が降っているよー。ブリュッセルも寒そうだなぁ〜。

そうこうしているうちにブリュッセル南駅に到着(15:50)。無事に降りることが出来た。

なんだか以前来たときより立派になったような気がする・・・。プレメトロの乗り場を目指して広い駅舎を歩いた。みつけたインフォメーションボードとにらめっこする母娘。
プレメトロ(トラム)は何線で何駅乗ればいいのかなぁ〜?

券売機。書いてある1から3の番号順に押せば買える仕組みでわかりやすい。
1、乗って降りるまでを1回として「何回券」を買うかを選ぶ。(確か横にある言語選択で英語に表示を切り替えることも可能だったはず)
2、お金を投入する。
3、切符が出てくる。

確かいくつかホームがあったと思うんだけど行き先を見ただけでホームに行きつけたと思うのでわかりやすかったはず。
乗り場でしばらく待つと黄色に青の車体がやってきた。この車体はドアにあるボタンを押さないと開かない。
ドキドキしていたら幸いおじさんが同じドアから乗り込んだのでこのときは押さずに住んじゃった。

南駅からブルス駅までは4駅くらいで約7−8分だったかな。あっという間に16:20ころ、Bourseブルス駅に到着した。

自動改札を抜けて外に出た。やっぱり寒いや!

ブルス駅からグランプラスまでは、ブリュッセル証券取引所の横をグランプラスに向かうその名も「ブルス通り」という小道を歩く。
チラホラと市庁舎の先端が見えてくる。
私は以前この道をワクワクして歩いてグランプラスで感動したことがあったので、
このワクワク感を両親にも味わって欲しくって
「あんまり前見ないように〜。私についてきて〜(*'ー'*)」と言ってたっけ。

そして!

ハイきたーっ!ドーン!とグランプラスが姿を現すのです。

そして上の写真の奥にある建物「ブラバン公の館」にあるホテル「Hotel Saint Michel」に今夜泊まるのだ〜♪

グランプラスという世界遺産の中に泊まることができるなんて実は知らなかった。このことは旅行を計画している中でいろいろ調べていたときにたまたまネットで見つけたサイトで知ったのだ。


日本人が運営する「ベルギーアラカルト」というサイトだった。 (現在は閉鎖されている)。ここ通じて予約代行してもらった。

このホテルは、偶数年の8月15日頃の数日間グランプラスで開かれる「フラワーカーペット」のイベント時には予約はいっぱいになってしまう。


幸いシーズンオフの冬だったので、窓からグランプラスを眺められる方の部屋をとることが出来た。17世紀のとても古い建物でちょっと手狭な感じもしたけど、従業員は親切で明るかった。寒い日だったので毛布も快く貸してくれた。

こんな景色を窓から見るのは後からのお楽しみにしてさっそく出かけることにした。

16:40すぎに観光に出かける。