ノートルダム大聖堂を出て、すぐそばの地下にある遺跡「クリプト」を見学。
ローマ時代だったろうか、とにかく古い遺構が残されている。パリの現在の姿になる前の「パリシィ」の住居跡とも言われる。
「パリシィ」はローマ時代にこの辺りに住んだケルト系民族をローマの人々が呼んだ呼称なんだそうな。
そこから「パリ」という名前になったらしい。


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最も古いパリの遺跡が残るといわれていて、
ツアーには付いてないのでちょっと観てみたかった。
説明はフランス語(確か英語もあったような)読めなくても、
写真や絵と遺跡を見るだけでもなんとなく解った。
見学者はほとんどいなかった。ガイドブックに載ってはいるんだけどねぇ。

La Crypte
住所:7, parvis Notre-Dame Place Jean-Paul II 75004 Paris
時間:10:00〜18:30/火〜日曜
休日:月・祝日


次にサント・シャペルに行った。同じシテ島内で、クリプトから徒歩で約10分



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この建物もまたノートルダム大聖堂と同じ設計者がたずさわっているらしく、ゴシック様式の荘厳でありながら中は柔和な雰囲気を持った教会だった。

ここもまたカルト・ミュゼで入場できる。

10:40サント・シャペルに到着。一階は下級の者たちの礼拝堂だったという。それでもアーチ型の天井などデザインは美しい。
2階に上がるとメインの礼拝堂。ここのステンド・グラスは世界で一番美しいといわれるほど。

左の写真のように座ってみるのとずつと眺めていられる。
みんな口を開けて上を見ているんだよねー。

この日は冬の曇り空。
本当であればもっと美しく輝くはず。
太陽が燦々とふりそそぐ時だともっと美しいだろう。

とはいえ、ゆっくりしてはいられない。
約15分間で内部を観光した。
順調に観光できているけど、ちょっと詰め込みすぎたかなぁ。

このあと「シテ駅」から地下鉄に乗り、一旦ホテルに戻った。

もともとはベルギーまで一泊旅行の荷物を持って観光して、その足で北駅に向かう予定だった。
でもけっこう体力の無い私と両親はもう予定は撤廃した。
身軽に観光してホテルにもどり、少し休憩した後であらためてベルギーに出発することにしたのだ。

シテ駅から地下鉄に乗りホテル付近で降り、ホテルまで歩く道すがら「PAUL」というパン屋さんを見つけた。美味しそうだったので入って買ってみる。
何を買ったかは忘れちゃったけど、とっても美味しかったという印象が強く残っている。

12時少し前にはホテルの部屋にもどれた。
タリスの出発時刻は14:25。
体を休めることができたので予定変更は大正解♪