ハロン湾の風景
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午後一時すぎ。いよいよハロン湾観光の入り口となる桟橋についた。
あたりには欧米人やらアジア人やらの観光客がたくさんいた。私たちはガイドさんに連れられて船にたどり着いた。

ハロン湾クルーズの桟橋から出発

その船は意外にも大きかったので乗り合いかと思った。そしたらなんと私たち家族だけ!なんだかうれしい。
船が出発してしばらく行くと小さな小船が近づいてきた。
えびやら小魚やらを売っている。好きなものを選んで買い、船のコックさんが調理してくれて昼食にするということだった。

ハロン湾の風景

船が進むにつれてだんだんと景色が「それらしく」なってきた。おお、私はいまハロン湾の中にいる!

そして13:40ころには、もう完全に「世界遺産 ハロン湾」にどっぷり♪

ハロン湾の風景

船の大きさからもあたりの岩山の切り立った雰囲気がわかるだろうか。「水墨画のような」とは誰が言ったんだろうね。まさしく。

ハロン湾に浮かぶいかだと商売する人

その入り口から約10分。

13:50ころに筏に立ち寄った。生け簀のある「商店」みたいな筏だった。
ハロン湾に浮かぶいかだで商売するひとと生簀

ベトナムのバナナここでも魚介類や果物などを売っていたけど、
昼食の分はすでに買ってあったので父が面白がって果物を買っただけ。

二つの筏をつないで、それぞれに雨をしのぐ屋根がかかっていた。
果物やさんはそこに小船で乗り付けているみたい。

筏はゆーっくり揺れていてちよっとびびってしまい
興味はあったけど早々に自分の船に戻っちゃった。

ハロン湾の闘鶏岩

闘鶏岩が見えてきたころ、私たちの昼食は始まった。コックさんというか作ってくれた人はどう見ても船長さんのようだったけど、ご飯はおいしかった。

波も荒くなくてのんびりと海を見ながらの昼食となった。といってももう14時を回っているのよ。おなかペコペコだー。

アサリの酒蒸しやら揚げ春巻きやらンマンマ!

ハロン湾のクルーズ船で食べた食事

ティエンクンの鍾乳洞 Thien Cung grotto

ゆっくりと昼食を食べてしばらくいくと、15時頃に、とある入り江に入って舟が止まった。
そこには鍾乳洞があるという。桟橋もしっかり整備されている場所だった。

ティエンクンの鍾乳洞入り江

ペンギンのゴミ箱桟橋を山まで歩いたらコイツが出迎えてくれた。
ゴミ箱なんだけどww

そしてコイツの後ろの階段をしばし上っていくと上の写真のように
眼下には今来た入り江が開ける。

そうね鍾乳洞では下りながら見ていくようで、
少し高い場所から入り口があるようだ。

ティエンクンの鍾乳洞

ゲンナリするほど階段を登り入り口に着く。そして見た内部はそれはそれは幻想的だった。

鍾乳洞の観光があることも知らず、入ってみたらかなりの規模だったので感動の連続。

私たちが訪れたときには入り江に数隻の舟しかなかったので、たぶん空いている方だと思う。それでもけっこう人がいた。混むときはひどいらしい。涼しいはずの鍾乳洞も温かく感じるらしい。こんな感じでよかったかも。

全ての鍾乳石には「○○に見えます」というものがあって、まぁ確かに言われてみれば・・・みたいなものが多かった。

でもただただ美しかったので満足。

ティエンクンの鍾乳洞ただねぇ、やっぱり洞窟の中のほの暗い照明なので、写真がボケる。身体を固定してがんばって撮ったけど、左は失敗した写真たち。

左下は観光の終わり近くなって外が見えてきた時に撮った写真。

ペンギンのゴミ箱からここまで約40分。出口に着いた頃で約1時間の観光だった。

ティエンクンの鍾乳洞出口の階段
出口から入り江まではまた急勾配の石段を降りる。

母が心配そうに見上げているし・・・。


しばし夕暮れのハロン湾をお楽しみください(*'ー'*)

ハロン湾の夕景

ハロン湾クルーズの港に戻る船

黄砂のような幻想的に美しい夕景を見ながら港に戻ってきた。

到着した港では、舟が混んでいてご覧のように別の舟づたいで岸まで歩いたさ。

出発したのが13時ころ、帰着は16:40頃。
だいたい3時間半の観光だった。

初めてだったけど、きてよかったなー。
日本でいうなら松島みたいな感じかな。
幻想的でとても素敵な世界遺産だったよ。

さて、つづいては戻って水上人形劇を見に行こう。

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