流氷を見に知床へ〜SL冬の湿原号に乗って〜
2001年1月20日から2日間で流氷を見る小旅行に。 添乗員なしのフリーな旅です。ホテルと交通機関がパックになっているというものでした。発売してすぐに満席になってしまいますから、早めの予約が必要かも。ホテルは「知床プリンスホテル風なみ季」。 初めて読んだとき、「プリンスホテル風」と「なみ季」を区切って読んでしまいそうでした。 *関連サイト* JR北海道 北海道の列車案内なら... 1日目*釧路駅を11:00に出発! 1/6〜3/31までがSL湿原号の運行日 車両を暖めるのはこのダルマストーブです。 レトロな車両はいい感じです。(釧路駅に停車中↓) 車両は真っ黒なのですけど、なんだかレトロ感タップリ! ←車両のデッキから先頭のほうを見てみました。ものすごい蒸気をはいて、SLはひた走ります。あとで顔を見るとススでいくつかホクロができてました。 一両では流氷を展示していました。 ま、私たちはこれから実際見に行くんだけどね。→ ダルマストーブでスルメを焼き、「霧笛ピルスナー」という釧路の地ビールを飲みました。すっかりおっさん化していますが、周囲を見渡すと、乗客の客層は、家族連れ・お年寄り・SLマニア。若者は私たちくらい…? 一両だけこのようなカフェカーがあります。 SLグッズはもちろん、お酒、お菓子などいろいろ売ってます。このSLは全席指定なのですが、ある程度決まってはいてもダルマストーブの周りなどは自由席。私たちは申し込みが遅く4人とも車両も違えば席もバラバラ。結局はこのカフェカーのダルマストーブの周りでずっとしゃべっていたのでした。 12:30頃標茶駅に到着!SLの旅もこれでオシマイです。 ここからはバスでウトロまで! このバスは知床行き「ゆけむり号」といいます。 13:00 標茶駅前を出発します。 ギュウギュウづめかと思いきや、ちゃんと2台登場し、 SLで到着した人全てが滞りなく バスに乗車したのでした。 15:30 ウトロ温泉のホテルに到着!明朝の出発が9:45となっていたので、どうしても今日中に流氷が見たい!とは言え、私たちの泊まったホテルは丘の上にあり、急な坂道を下らなくてはならなかったんです。 で、日没時間も近づいていたので、タクシーは無いかとフロントに尋ねたところ、なな、なんとウトロにハイヤーは一台だけだというのです。それも出払っていたらもう無いっていうんです。私たちは即決で走る!ということになりました。 私は「え〜〜」って言ったんですけど・・・。恐怖的中!急な坂は雪が積もりとても滑りそう。 それでも、頑張って夕焼けに染まりつつある海に向けて駆け下りたのでした。
あの急な坂を上る事を忘れていた・・・!このあと、じゃんけんで電柱3本荷物を持つゲームをしたのですが・・・ 私はとにかくじゃんけんが弱い...かなりの回数を持って上るはめに陥ってしまいました... そして、夕食を食べ部屋で宴会(^_^)夜の11:00過ぎた頃、酔っ払ってウトウトしていたんですけど、お風呂へ。けっこう浴室は良かったです。設備もお湯の温度もね。 そして、翌朝...窓から眺めた海です。 一面の流氷! そして、はるか沖で朝日が当たってか、 ほんのりと、ピンクがかって それはそれは、神秘的な風景でした。 私たちの泊まった プリンスホテル・風なみ季 2001年2月には新館がオープンしたそうです。 さて、9:45出発!バスで釧路まで。
釧路駅前のバスタッチに到着したのが13:00頃。 ここからはまた帯広までの汽車に乗りました。土日で今回は行ったんですけど、知床に着いてから流氷を見る時間が少ないことは ちょっと残念でしたが、SLも生まれて初めて乗ったし、温泉も良かったし、サイコーでした! ちょっと年配の方向きの旅行っぽいけど、充分満足できると思うのでオススメです! |