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2000/11/22 4日目のスタート 5:30目覚める。お腹は今日も快調♪下痢にはまだ遭ってない。ただゆっくり体を動かさないとベッドが軟らかかったので腰が少しだるい。 7:30にレストランで朝食。
ここはわりと立派なホテルなのでオムレツを焼いてくれる人がいた。そこでこんなことがあった。 焼いてくれていた男の人はひっくり返すのに失敗してしまった。食べれば同じ卵のかたまりなのに、彼はなんと捨ててしまった!
そこに張り付くように見ていたマネージャーも焼き方にダメだししていた。もったいないな。高級ホテルという自負があるのだろうか。(中級くらいじゃないか?)私が「(日本語で)そのままでいいよ!」と言ったけどキレイなオムレツができるまでやり続けた。 貧しくて食べることもできない人がいる国なのにもったいないことするよなぁ。っていうかお客さん待たせすぎだし。 さて、8:50ロビーに集合してホテルの写真を撮ったりして出発した。エローラまでは60分弱の道のり。 デカン高原らしい景色を眺めつつ車は走る。雄大な田舎道。牛も牛飼いに追われて大移動。 エローラ石窟寺院の観光9:45エローラに到着。感動のエローラ観光を満喫。 11:20には車で第31窟へ。(エローラ観光は次のページで) 11:37出発。トイレによる。チップを払うトイレだったのにものすごく汚いトイレだった。床も便座もべちょべちょ。こんなんならチップを要求するなーっ!と思った初の汚トイレでした。さぁさぁ、ホテルに戻ろう。 12:05ダウダラバードの見える峠でちょっと停車してもらって撮影。↓ ダウラターバード(Daulatabad) はこの城壁っていうか砦が有名なんだよね。円錐状の丘はダウダラバード要塞。時間が有ったらこま要塞にも登ってみたかったなー。 アウランガーバードのホテルまで車窓にはインドの庶民の生活風景が流れる。テント生活者の集落や何かの集会も。 さすがのインド。わちゃわちゃである。あと後ろを振り返ったらオートリキシャから女の子がじーっと見ていた。そして牛。でかい牛。そしてでかいジープが車線なんかどこだかわかんない感じで迫っていた。 12:50ホテルに着いた。食事はコンティネンタルのビュッフェ。フィッシュフライにご飯とゆで野菜を食べた。 ガイドへのチップでもめるその食事の席で現地旅行社のガイドさんともめた。 だいたいが今日の朝突然彼は(勝手に)登場したわけで、日本の旅行社からもそんな二重取りみたいなのがあるなんて聞いてないし。おまけに朝のうちにチップが必要だと言わずに、ツアーが終わって気持ちよくバイバイしてから「実は今は私が払ったんだからな」的に怒られても・・・。気分悪いわぁ。 今後もインド国内では遺跡ガイドにもチップ払えっていう。なんとインドの都合だけの話だろう。もともとチップの習慣なんかイギリス統治時代から始まったのに大威張り?みたいな苛立ちを覚えてしまった。おまけにこの現地ガイドってば体がでかくて顔も怖い。それが怒って話すんだからなおさら威圧的。家族3人ともムッカーでしたわ。郷に入れば郷に従えというけれど言い方ってもんがあるだろうが! お昼のムカつく出来事で部屋に戻ってもイライラしていた。でもそんなんで時間をつぶすのはもったいない。 ビービーカ・マクバラ(Bibi-ka-Maqbara)を見る
ガイドブックを見て行ってみたかった場所に行くことにした。ガイドの彼にドライバーを手配してもらった。 ホテルから往復で350ルピー。 ここはほんとに見に行っただけ。入らなかった。・・・なんでだろう?ちょっと記憶がない。時間がなかったわけでもないし、夜の10時まで開いているのだから閉館時間でもない。入場料も2ドルか100ルピーなので特段高すぎるわけでもない。いずれにしてもここまで来たのになかを見ずに写真だけとってホテルへと戻ったのだ。 それにしてもタージ・マハールを造ったシャー・ジャハーンの息子が奥さんのお墓として建てたもので、ほんとタージ・マハルにそっくりである。 14:50ホテルに戻ってきた。出発は15:20。それまでちょっとゆっくり休むことにする。 15:15ロビーに集合し出発。ガイドさんとはなんとなく気まずい。20分ほど走ると空港に着いた。田舎の空港だけど外観も内部もカメラは絶対禁止と言われる。軍事関係の理由でダメだというのでこっそりも撮れなかった。もし見つかったら厳罰、みたいなことを言うんだもん。 チカルサーナ空港(アウランガバード空港)
ま、この時はボロクソの空港だったわけだけど、中に入ると小さな空港は観光客でいっぱい。 強烈なセキュリティ・チェックなんと荷物検査を全部手でやるらしい。機械が故障しているとかではなくて機械がないのだ。仕方がないと言われつつも私の心はすごく気分悪い。笑顔も出ない。あーもうなんだってんだ!
長テーブルに一人腰かけた係員がそれを見て搭乗券とパスポートを見る。二人一組で処理しているけど観光客が多すぎて列ができている。 次は待合室。そこに行くのに手荷物検査も手動…ってか手作業だとさ。細い入口を入ると手荷物を置くところがあり、その横には男女別々のセキュリティチェックのブースがある。なぜか更衣室のようにカーテンで囲まれている。 前方へ進むと手荷物を受け取ってまた搭乗券を見せる。このボックスに入るしばしの間手荷物が見えないところに行くのがものすごく不安だった。もうそこまで考えるほどインドに信用を失ってしまった。ムンバイ同様、ものすごいチェックだなぁとは思った。でも電池のことはほとんどスルー。何しろ出発前に「テロ防止のために電池を持っていたら厳しく言われる」と聞いていた。ところがうっかり手荷物に替えのカメラ電池まですべて入れてしまっていたのでびびっていたのだ。 旅人の食べようとしているリンゴを狙ってミャーミャー鳴く猫がいたり、つま先立ちにしかなれないような椅子だったり、天井からぶら下がっているファンの根元がグラグラしてて恐ろしかったり、つっこみどころ満載の空港だった。 17:50ようやくアウランガバードを離陸した。45分くらいでムンバイにつくはず。オレンジジュースと往きと同じサンドイッチとお菓子のセットが出る。18:15ムンバイ着陸。19:10頃またまた離陸してデリーに向かう。少ししたらジュースを配る気配で目が覚めた。 19時半には夕食の機内食が出た。お腹いっぱい。 またまた眠って20:30にデリー到着。 21:10空港から出ると待っていたのはやっぱりあの車「アンバサダー」だった。ギューギューづめなのね、やっぱり。 しっかしなんなんだすごいホテルだ。窓は完全に閉まらず、車のクラクションがひどくうるさい。通行人の話し声さえ聞こえる。バスルームもひどい。ロンドンで泊まったものすごくうるさい安いホテル以来のひどいホテルだ。 CLARK INN何もかもが掃除が行き届いてないかのような(行き届いてないとは言い切れないかも)床だったりバスルームだったり。ただ布団は清潔なようだったけど。 バスルームには石鹸が一つ。洗面台は石なんだけど薄っぺらくって光ってなくて・・・ああもうバスタブに至ってはめまいがしそうだ。バックパッカーでもないし結構な額の旅行だと思うんだけど。まぁいい、今日はシャワーなしで。 22:30もう寝るしかない。早々に休むことにした。なのに4:50にさっさと目覚めてしまった。6:40と間違ったし…。うるさいのは続いていて、母に耳栓を貸してまた眠る。 |
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