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さあ、やってきました。11:30アジャンタ石窟群に到着。 世界遺産:アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)
詳しくはWikipedia(アジャンタ石窟群)を見てもらうとして、デカン高原の岩山をくり抜いて作られた仏教寺院群で世界遺産に指定された石窟ということだけ簡単に書いておこう。あとは写真で。 今日はなんと気温が30度もある。くたびれるぞ〜。 駐車場からしばしテクテクとなだらかな坂道をのぼる。 現地の遺跡ガイドさんとともにあ、この黄色い懐中電灯を持った男性は現地の観光ガイドさん。現地旅行社のガイドとはまったく別にそれぞれの遺跡に関するガイドをつけなくてはいけないのがインドのようだ。後々わかることなんだけど、この現地の遺跡ガイドさんにもチップが必要だといわれることになる。 まずは全景を、と思ったものの大きすぎてとてもじゃないけど全景は収まらない。 まずは第1窟から見ていくんだけど、ゆっくり全部見ていたらとんでもなく時間がかかるだろう。ガイドさんは特に有名なところを見ていきます、と言った。第1窟では有名なのが「蓮華手菩薩」の壁画。 石窟から出たところの天井画の色彩も素晴らしい。 確かこれは第二石窟1800年前のもの。
お輿に乗りたいある窟を見て外に出た。すると数人の男たちの中にこんなものがあった。 そう、お輿。これに乗って観光している人がいたのよ。 もう暑くって歩くのもへとへと。歩道が整備されているとはいえ階段も多数あって足が棒のようになる。羨ましかったなぁ! かなわぬお輿はおいといて次に進もう。(笑) ここはえーと、第7窟の入口だったかな。第8窟とともに未完成の石窟だった。
ガイドさんは説明するときにさっき持っていた懐中電灯の光でその壁画を指し示して説明してくれる。 ←この写真のように一部分光っちゃってる写真も。 基本石窟の中は暗いので写真撮影は厳しい。 さぁ、次は第9窟。ここにはストゥーパがある。そういう石窟の入口はこんな感じで壮麗な装飾がある。 第9窟は2100年前に造られたものらしい。面白いのはまるで「木組み」のような細工を模しているところ。それに滑らかな壁面。すごくない?モルタル仕上げかのような。そしてそこにあまり装飾のないストゥーパがあった。 んでお次もストゥーパの置いてある石窟で第10窟。ここが2200年前のもので第一発見場所である。 鏡のサービス実はこの柱の写真を撮るとき、なんかこう撮ろうとカメラを構えるとふわっと明るくなる。なんだろう?と思いその光のくる先を見ると入口付近で男性が鏡で外の光を反射させてくれているではないか。 カメラの手を休めると光は来ない。で、また構えるとキラキラと。写真は撮ったもののガイドさんに聞いてみた。「あの人たちはチップを要求するの?」ガイドさん曰くただのサービスだから気にしなくていいとのこと。 石窟を出るときにありがとうと頭を下げて外に出た。彼らはただ笑っているだけだった。やっぱりサービスだったのかな。 この石窟の床にはこれだけはっきりとした穴があり他の石窟にもあったんだ。石窟を作った僧侶が棒状のものでゴリゴリとすり減らして作ったものだ説明を受けたのは覚えてるんだけど、何のためのものだったっけなぁ・・・。 そう思ってネットでちょっと調べてみたら「塗料を混ぜるための穴」という説が出てきた。そう言われればそうっぽい。 10窟まで来て振り返ってみた。けっこう歩いたなー。 お次は第16窟。力士みたいなのが天井を支えて(?)た。よっこいしょーっ!ってかんじ。で、次が19窟。ここもストゥーパが置かれているチャイティヤ窟。中でもかなり壮麗なレリーフが施されている。
数々ある石窟の中で僧院として使われたヴィハーラ窟の中には未完成のものもたくさんあった。それにしてもこんな岩山をたいした道具もないのによく削り進んだものだ。未完成のものを見ると特にそう感じる。
いよいよ第26窟まで来た。これで今現在見学できる最後の石窟だ。 紀元前5世紀のもの。涅槃像がドーン。表も中もとても立派な彫刻がたくさん。なのに写真がとても少ない・・・フィルムどっかいっちゃったわけじゃないんだけど暗くて撮れなかったのかな。(11年前なので記憶が薄ーい)
こういった階段がもう嫌になる。 写真を撮ってるふりをしつつ休んで休んで戻りました。 ホントに写真も撮ったよ。 なんか雰囲気のある木があって、 ↓ |
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