キュート。
「ィヤゥ」
私の足が近づくと、起き上がらずにひと鳴きします。
そんなにめんどくさがらなくても…(^_^;
「ィヤゥ」
私の足が近づくと、起き上がらずにひと鳴きします。
そんなにめんどくさがらなくても…(^_^;
Zoe「今年も遊びに来てくださる?」
Zoeさん、Zoeさん、挨拶してくださいよ。
・・・ZZZZ・・・
Z「ん?」
よかったー。ご挨拶よろしくお願いします。
Z「・・・ふんっ」
えっ困りますよ。そんなんじゃせっかく見に来ていただいたのに…。
Z「あ、そう。じゃぁ…」
Z「こんなカメラ目線でいいかしら。来年もよろしくね」
そ、そんなぁ!もっとほら!(グイグイとカメラに向かせる)
Z「なにすんのよ。やめなさいよっ」
昨晩のこと。
いや、その前にまずZoeさんの夜の寝床のことを書かなければ。
Zoeさんは病気のせいもあり時々ものすごい声で鳴くのです。それはそれはもうギャオゥゥゥウゥとか、ワォウゥゥゥとか。ウチに来た当初(それも二日間くらい)は自由にしていただいてたのだけど、夜中に鳴かれると人間たちはオチオチ寝てもいられないということが判明。
リビング・ダイニング&キッチンに閉じ込められることになったのです。とはいえ北海道なので家はけっこう広くって、そのエリアはトータル30畳はかるくあると思われ、猫一匹になんとも贅沢な「ベッド・ルーム」なんじゃないかと。
リビングから廊下に通じるドアはバタンと閉めるドアだからいいのだけど、もう1つのキッチンから廊下に通じるドアは引き戸で、Zoeさんはカリカリカリカリと器用に開けることを覚えてしまっていたので、引き戸にはパッキンをして人間たちは寝ていたわけです。
さて、本題。
昨晩友達と大いに飲んで酔っ払った私はテンションあがっちゃって眠れずにいたわけですよ。で、テレビをつけていたのです。するとテレビの音声の間を縫って「ニャオゥ」と聞こえてきます。
「ん?Zoeさんったらまたないてるな。」と気にもせず。いつもベッドの中でシーンとしたらZoeさんが一人リビングで鳴いてるのが聞こえることがあるので。
ボリュームを下げると聞こえないので安心してまたボリュームを上げると「ニャーオゥゥゥ」…今夜はずいぶんデカい声で鳴くのねぇ…。かわいそうだなぁ、まだ鳴くようなら降りていってあげようかなぁ…。
と、二階の自分の部屋のドアノブを回してそぅっとドアを開けたわけです。まだ鳴くかなぁ、と耳をそばだてようと。
真っ暗な階段ホールを覗こうとしたその瞬間のことです!
そこにはえっちらおっちら階段を上ってきたZoeの姿が!
もうもう、それはそれはびっくりしました!
心臓が飛び出そうとはこのことで!なにしろ真っ黒な塊が真っ暗な闇の中から登場したわけですから!
Zoeはゆっくり私のそばに来てニャオオオオゥと鳴くわけですよ。ドキドキしながらZoeを抱こうとしたらZoem心臓がドキドキしてるんです。きっと出てくるわけない私が顔を出したからビックリしたんじゃないかなぁ。
それよりもいつもなら開くはずがないドアをちょっとカリカリやってみたら開いちゃってZoe自身がびっくりしたのかも。