ブームかぁ・・・
久しぶりに昔の画像を掘り起こしてみました。
Zoeさん、2003年12月31日のウチに来たばかり。
ところで。
猫鍋がDVDに、とか流行っているとかいうニュースをヤフーで読みました。
その中にこんなくだりがあったんですね。
なぜ、ネコが今こんなに人気を集めるのか。ネコに詳しいある獣医は、次のようにみる。
「核家族化や一人暮らしのお年寄り増加で、人々がペットに癒しを求めるようになりました。家族の一員として、子どものように思っている人が多いようです。犬は1日に1、2回散歩させる必要がありますが、ネコはそれほど運動を必要とせず、室内で飼いやすいこともあります。特に、コネコはそれほど手間がかからないので、飼う人が増えているようですよ」
一番最後の言葉がこれから先の猫ブームの終末を予感させるんですけど…「コネコはそれほど手間がかからないので、飼う人が増えているようですよ」…。
うーん、この獣医さんはこの発言のあとに何か言葉を発したのかな。そこをこの記事の記者がカットしたのかな。
私が思うにコネコが良くて飼う人たちは成猫になってもちゃんと飼いつづけるだろうか?と。ヒヨコが可愛くて夜店で飼う(買う)人たちは大人になったら鶏を飼えるのですか?と。
案じられるのです。あまりにも短絡的で。
すでに8−10才になってウチにやってきたZoeさんは甲状腺機能亢進症という病気の術後でした。その後にどれほどのお金がかかっているか。病気の猫は薬も通院も検査も一度の病院で3−4000円かかり、ご飯も砂も・・・・。すでに百万は下らない。何百万円かも。可愛いだけでは飼えないのですよね。ある程度経済的に飼えるウチに来てある意味よかったのではないかと思いますが、ネットでぼーっと鍋に入る猫を見て、かわいいなぁ癒されたいなぁとコネコをペットショップで買って、大きくなったらコネコの頃のようなCuteさは無くなって。(別の愛らしさはもちろんあるけれど)。
ただただブームに乗って飼って捨てる、そんな図式を繰り返さないように、と私はひたすら願うのです。家族が増えることの重大さを心において、冷静にブームを見据えてください、と思うのです。