1997年6月 ロサンゼルス&ラスベガス
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1997年6月についにアメリカに行った。
アジア以外はオーストラリアのみだった私の海外旅行渡航先リストについにアメリカが登場したのだ。

この旅行ではほとんどビデオの撮影で写真が非常に少ないです。長文ですが読んでね〜。

乗り継ぎ、あなどるなかれ。
ノースウエスト航空に乗るのも初めてだったけど、何しろアメリカの空港は大きいと聞いていたので、特にものすごく緊張したのがロサンゼルス空港での乗り継ぎだった。
日程表ではラスベガスでの「係員がお出迎え」と書いてある。乗り継ぎのあるパックツアーでは、日程表のスタートはまるでラスベガスに着いてから、ってかんじになっちゃう。ロサンゼルスで「乗り継ぎ便に乗れませんでした」などという恥じかきにはなりたくない。。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
慣れた人には簡単かもしれないけど、ロサンゼルス空港は何しろ広い!
私も友達も英語が達者ではないし、なんとなく萎縮したチッチャイアジア人となって看板を見ながらウロウロ。ようやく清掃員にゲートを聞き、たどり着いてみればそこは違う国内線の出発ゲートで…広い敷地内を私たちは気が遠くなるほど歩いた歩いた…。
ようやく正解のゲートに到着したときはもうヘトヘトになってた。今考えればどこかに案内カウンターがあったはず。それにも気づかないのだから、どれほど「アメリカ」に“やられて”しまっていたか判るところなのだ。

Las Vegasラスベガス

ラスベガスについた。ホッとした〜。空港はすでにカジノのようで、そこにいるだけでワクワクしてきます。空港じゅうにスロットマシンがあるんだもん、びっくりでした。
通称「ストリップ」というラスベガスの目抜き通り。今回MGMのシンボルである正面玄関のライオンは改装中で、まったく何もなかった。ガイドブックにもランドマークなのに・・・まぁ、これも記念だね、と撮影したりして。(笑)

ラスベガスの第1の目的はカジノよりもグランドキャニオン。私たちは205ドルの地上観光付きのOPツアーを申し込んでいた。
小さな空港の待合室でしばらーく待たされて飛行機まで案内される。セスナがズラリと並ぶ中をゾロゾロと歩く。どれだろうね〜とワクワクして「あれかな?」「いやあれは小さすぎるでしょ」とか話しながら到着。「これだよ」と示されたのは、そう、中でも一番小さいのではないかと目を疑うほどの「まさかこれじゃないよね」と言っていた小さなセスナ。Σ(゚Д゚ノ)ノうそっ これに乗るの?
初めてこれほどまでに小さい飛行機に乗るわ。入り口はかがみこんで乗り込む感じ。一抹の不安・・・。
私はかなり乗り物酔いをするので、薬をしっかり飲んで、ガムを噛みつづけての遊覧となったのです。

ああ、憧れのグランドキャニオン!どんなにここに来たかったか…

意外にも飛行機はほとんど揺れず、ヘッドホンをして日本語チャンネルでのガイドを聞きながらの遊覧が続きました。眼下に広がる雄大な景色!地平線は丸く見えるような気が…地球だ!って感じ(笑)
そして何分か乗っていいかんじに上空からの観光がすすみ、そろそろ降りるのかな。地上観光だよね…と思っていてもいつまでたっても飛行機が着陸する様子がない。
観光客は私たちを含め8人。みんなだんだん「???」という表情。
地元民の操縦士が英語で(もちろん)「今日は霧があまりに濃いので着陸できませーん」と笑いながら言うんです。…笑いながら?オイオイ。このために来たんだぜぃ?!

しかしながら天候には勝てないまま、遊覧飛行を終えてもと来た飛行場へ戻ったのでした。がっかり。天候が原因だったので、もちろん遊覧飛行のみのオプション代との差額50ドルは戻ってきたけど・・・。
飛行場に着く前、操縦士は少し急降下したり遊んでくれた。少しですけど穴埋めのサービスのつもりだったのかな?私は気持ち悪くなるからやめてーって思ったけど。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ

カジノ!カジノ!

ラスベガスではどこへ行ってもカジノで(当たり前)私は英語わかんないしルールもわかんないのでスロットマシーンしかしなかった。でも、はまってしまった。何のコツもわからないままやりつづけ、たまにリズムを替えると出るような気がして(錯覚だと思うけど)( ´艸`)ムププ
結局、小心者の私は大枚をはたくことも無くラスベガスを後にした。

Los Angelesロサンゼルス

ロサンゼルスにはあまり大きな思い出が無い。たぶん大きな理由は、ビジネス街の中にあるホテルに泊まったことじゃないかな。「ウエスティン・ボナベンチャー」がそのホテルなんだけどホテル自体は結構良かった。設備とかも。でもね、ビジネス街にあったというのが問題で。そこは午後5時のビジネスアワーを過ぎると人通りもまばらで危険だから出ちゃいけないと言われていたのよ。現地ガイドさんは「本当に危険ですから」って言う。
「アメリカ」「ロサンゼルス」犯罪の町!みたいな気持ちがムクムクと湧いてきちゃったよ。真面目な私たちだもん。あとはホテル内にいろいろと揃っていたのでショッピングモールのスーパーで買い物をして、あとは部屋で過ごしてた。これじゃあ大きな思い出もできるはずがないよね。

あ、でも心に残っているのはそのショッピングモール。小さな食べ物屋さんがいくつか並んでて、そこは食べ尽くしたくらいチェックしたし、スーパーも毎日のように通って朝ご飯を買ったりしてたよ。ちなみにそのホテルは映画のロスというだけあってロケに使われてました。有名どころでは 「TRUE LIES」 というシュワルツネガーの映画。犯人を追うシュワちゃんがガラス張りのエレベーターに騎馬にまたがりそのまま乗り込む、という・・・。

あ、そうそう。自分達で歩いた思い出ですごいのがあった。

ガイドブックにも載っていたのに

私は地元民の生活がにじみ出る市場が好きで、ガイドブック片手に探して行くことが多い。今回も「どこかないか」と思っていたら、ホテルからそれほど遠くないダウンタウンに「グランドセントラル・マーケット」というのがあった。それはガイドブックにも紹介されていて、アメリカで大半を占めるというメキシコの人たちが行くマーケットということだったのでワクワクする気持ちで探し当てて行った。


さっきも言ったけど午後5時以降の外出に難色を示されていたので「あー、5時までまだ時間あるね。もったいないからどこか行こうか」ってことで慌ててホテルを出た。目指すはそのマーケットだったけど途中に少しこぎれいなショッピングセンターもあり、時間が少し遅くなっていた。

そのマーケットへは下町とビジネス街とを結ぶ「世界一短いケーブルカー」に乗ります。これもまぁ、面白かった。乗ってみたらいいかも。世界一だよ?( ´艸`)ムププ  だけどこれはガイドブックにあまり大きく掲載されていないんだよね。

さて、ようやく「グランドセントラル・マーケット」に到着。でもね〜なんだかガイドブックとは様子が違うんだよね。やはりメキシコ系の人が多かった。その人たちは、私たちを「誰だ、見ネェ顔だな」とでもいいたげに見るのよ。(ドキドキ・・・)強面の人が多くて私たちはだんだんビクビクしてきた。べつにそんな必要ないのに。

なぜか品物を片付け始める人々。「なんだい?ヨソ者には売れないってのかい?」って冗談でも言ってないと、マジでやな雰囲気…。そして、とどめはシャッターが閉まり始めて…私たちの恐怖は最高潮に達した。


エッエッ(; ゚ Д゚ )ナン! (; Д゚)゚ デス!! (; Д)゚ ゚トー!!!!閉じ込められてナイフ持った男が登場して・・・と妄想は深まり小走りに頭をかがめてシャッターをくぐり抜け、外に出たときの安堵感はこの上ないものだった。


そして、ケーブルカーに乗り、来た時の道をホテルまで興奮覚めやらないまま帰った。歩きながら時計を見る。…ジャスト5時でした。そう、おそらくただ単にマーケットの閉店時間だったのです。(^_^)自分達の小心者さに笑ってしまった。


そして、翌日ガイドさんに「グランドセントラル・マーケット」の名前を出すと「あそこがガイドブックに載っているの?よく行ったね。夜行くのは危険だよ」と言われた。笑い話で終わってよかった…。

余談ですが、そのマーケットの上はマンションになってたんですよ。でね、その最上階の全フロアぶっ通しで壁も取っ払って住んでいるのは、誰あろう、あの「フェィス/オフ」「シティ・オブ・エンジェル」で有名なニコラス・ケイジなのだそうです。あのマーケットで買い物もするのかなぁ。会えたらよかったのにチッ(・д・)←そんな余裕も無いくせに。


チャイニーズシアター

←観光客やっていますねぇ(笑)
市内観光でかならず行くチャイニーズシアターでシュワちゃんの手形に思わず…。すごく大きかった。
でもさ、ここって手形MAPとか欲しいと思いません?(あるのかなぁ?)誰の手形がどこにあるって探すのも楽しいけど、連れまわされるパックツアーだと、そうのんびりもしていられなくって…。ちなみにシュワちゃんのは入って左の中ほどにありました。

ディズニーランドにて。
このロスのディズニーランドは
シンデレラ城が何しろ小さい。
これはこれでカワイイですよ。

ユニバーサル・スタジオ

トラムライドでのジョーズ・コーナーです!
作り物と知ってはいてもビックリ!
キャーっとか言っちゃいました。(^_^)

トラムライドでは前から2両目の右側が
ベスト位置だと思いますよ!

デザートヒルズ・アウトレット
とにかく広く、内容も充実してた。ここはロサンゼルスの郊外にあるんだけど、名前のとおりの砂漠の中なので、普通は暑いから風が欲しいと思うけどここは風は吹いてもドライヤーの「HOT」の風のよう。ぶわーっと乾燥させられる。
お店の中にはたくさん人がいるのに、左の写真のように通路でノンビリとショッピングしている人はほとんどいない。暑すぎて・・・ねぇ。店から店をまるで雨降りのような感じでダッシュして渡り歩くようだった。

ここにはOPツアーに参加してきた。昼食もここの中で。来る道々ロスでは有名な大渋滞を見たから、ツアーに乗って行った方がいいと思います。
ロスでは渋滞対策として、自動車の台数を減らすため、ハイウェィ(このアウトレットに行くにも乗ります)の片側3車線くらいのうち1車線を4人以上乗った車両に開放している。その点旅行会社の車は大抵4人以上乗っているのでそんな点からも渋滞に巻き込まれずスイスイ走れる。より快適なのではないかな?

ところで、ここのラルフ・ローレンのショップは広くて商品も多かった!アウトドアでは、Timberlandが規模も大きくて良かったです。アウトレットだけど時計もありました。まさか、時間は狂わないでしょうから。。。

ロデオドライブのNIKE

これには笑っちゃいました。
トイレのノブです。
アメリカの感想を一言ではいいにくいし、この2都市だけでは語れないかもしれないね。だけどなんとなく味が無いかんじ。デカイ、スゴイ、と形容するものはあったんだけど、ね。

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