饅頭台北タイトル
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足マッサージをする

滋和堂という漢方薬の店に行くここでは漢方薬を買うのが主目的なんだろうけど、ほとんどの人は「足マッサージ」をする。ツアーの中でこれは別料金。台湾ドルで700$。約2800円なので、旅行出発前に日本で3,000円払うよりも安くできてよかった。だいたい30分間くらいの施術となる。

まずは漢方薬店に案内され、軽く説明を受ける。診察室もある。ツアーの人はゾロゾロとそこを通りとなりの足マッサージ室の方へ。申し込んでいた人たちは靴を脱ぎスリッパに履き替えて足を洗う。そこには石でできた洗い場があった。
マッサージ室に入って驚いた!ズラリと並んだ椅子に施術師たちの数の多いことといったらちょっと笑えるほど。みんなすでに足を投げ出して始まっている。私は中正紀念堂からちょっとお話させていただいていたKさんとともに、店員に促され席に着いた。(促されるというよりも「あっちいって」と指示されるかんじ)

中国のときにも聞いたけど、こういったマッサージ師は医学の勉強をして学校を出ていて、指圧によって不調を治したりするというほぼ医者のような感じなのだ。私の担当者はまだ若かったけど。「あまり痛いのは嫌です」と最初に言ったせいか約30分の足裏反射区のマッサージはとても気持ちよかった。
でもね、最後5分近くは漢方薬の売り込みがちょっと面倒だったかな。マッサージをしている人にどこが悪いかを聞いたようで、それに効く薬をおばあちゃんが売り込む。このおばあちゃんがすごいパワフルで、日本語も堪能!もう80歳近いと思われるのにチャキチャキしている。私には案の定…「減肥」の薬だった。中国でもノリで買って結局続けられなかったので絶対流されて買わないぞという誓いを守り通した(^^;) ちゃんと飲むならいいのかもしれないけどね〜安くないからさ。

マッサージをしなかった人たちの話をバスに戻って母から聞いた。そのまま3階に連れて行かれていろいろと売込みがあったらしい。30分間も「火傷も…ほら、塗れば治る」とクリーム薬などのショーを見せられたらしい。それはそれで苦痛だったようだ。(^^;)

滋和堂漢方総合医院
住所 台北市新生北路一段59號
アクセス MRT中山駅より徒歩約20分(タクシー推奨)  電話 02-2523-3376
営業時間 09:00-23:00  (予約時間:09:00-22:00)   定休日 年中無休

忠烈祠の衛兵交代式を見る

2:00からの衛兵交代式を見るために10分前くらいに到着した。バスを降りてすぐの門にはすでに衛兵の姿が見える。だんだん天気が良くなっていたので待つ間の太陽光が暑いくらいになってきた。2時ちょうど、門の横から交代要員が登場。カツカツ…と足音がしーんとした広場に響く。さーて、見られるのか?と思ったらこの4人は本殿の方へ向かい始めた。門番との交代は別の組になるようだ。観光客の多くが本殿の方についていく。この門番の二人との交代だとまだ思っている私と母は「あっちに行っちゃっていいのかな?」としばし呆然。あまりにみんながついていくので遅れをとってついていった。門から本殿まで毎日1時間おきの交代式のたびに同じ道を通るため、衛兵の行き先にも行ったあとにも足跡が残っている。

見張りなのか教官なのか一緒について歩く男性もいる。本殿での交代式の間、観光客の一人(日本人ではなかった)に手振りで「帽子を脱ぎなさい」と合図していた。
そう、この交代式では注意しなくてはならないことがある。さわらない・じっくり見ない・笑わせない・話しかけないというものだ。この広場内で騒ぐこともよろしくない。帽子をかぶることも。それはこの忠烈祠がどういう場所なのか考えたら当然のことではある。日本でいえば靖国神社のような…戦争で亡くなった方やSARS治療のために命を落とした医師などの御霊を祀るという場所なんだそうだ。

約25分くらいで衛兵たちは門に戻ってくる。その頃はもう人だかりで見えなくなっていた。私は暑いので(1月なのに!)日陰を探して30分にはバスに戻ってしまった。そのくらい暑かったのだ〜。
ところで、北京にある故宮の大和殿を模したといわれるこの本殿。これは1969年に建てられた(あ、私の生まれ年)。祀られている兵士は辛亥革命で亡くなった方もいる。辛亥革命は中国からわかれた中華民国ができたといわれる戦争なはず(あまりに雑ぱくですが)だけど、ルーツが同じとはいえ、中国の建物を模して造るって意外な感じがする。
…同時に抗日戦で亡くなった兵士が多いにも関わらず衛兵の交代式にぞろぞろとついて歩き御参りをする日本人がいないというのもどうかと思うよね。勉強不足な私は帰国してからいろいろとしらべてここがどういう場所なのかを知った。個人的な意見を言えば私は御参りすればよかったな、と思ってるんだけど…。恥ずかしながらこの時はただ交代式を見て「いい天気だなぁ〜」と空を仰いで「きれいだなぁ」と本殿の写真を撮ってきただけでした。
ともあれバッキンガムを代表として世界に「衛兵交代式」は数多くあるわけですが、この忠烈祠の交代式も一糸乱れぬ感じが見ごたえ充分です。鍛えられているここ衛兵には175〜185cmの身長と、体重が75〜80sという規定サイズがあるようで、だからこそのピッタリ美しい揃いっぷりなんでしょうね。
忠烈祠
住所 : 台北市北安路139號 /  MRT圓山駅からタクシーで約5分。
拝観料:無料
開放時間: 9:00-17:00
衛兵交代(約20分間):午前9時から一時間毎/最後の衛兵交代は16:40開始
休日:3月29日の青年節と9月3日の軍人節は半日のみ開放。(3月28日、9月2日は式典準備のため閉鎖)

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