トップページ > 旅行 > 台北の旅トップ > 台北旅行メニュー > もどる > A > すすむ大山茶芸教室でお茶セミナーをうける お茶の博士、という称号があるとは知らなかった。バスの中の説明では「お茶の博士」は台湾で3人いるのだという。詳しくない人間というものはとかく疑ぐり深いもので・・・「ほんとかしら」とちょっと疑問符。でも信じようが信じまいが連れて行かれることには変わりない。ならば信じて楽しんだほうがいいと思った。きっとそういう人はいると思われ、ガイドさんが説明の中でこの「大先生」が今まで出たTVのこととかを説明してくれた。「ためしてがってん(NHK)」などにも出たらしい。観光客相手にする場合、この陳さんという人が日本語堪能ということで日本人担当なのだそうだ。 まずは入り口のホールでズラリとお客がギゥギゥづめになる。この時は団体バス2台分なので80人くらいいたことになる。バスの中で目いっぱい「拍手」を練習してきた。たくさん拍手して盛り上がったら先生が気をよくしてマケてくれるという。ま、楽しければいい。みんな笑いながら拍手する。ガイドさんの盛り上げ方も上手。茶缶の前でしばらく茶葉の説明を聞いてわーわー拍手して盛り上がった後、お茶の入れ方講座に場所を移動する。80人近くいるというのにとても広い店内で先生はマイクをつけて流暢な日本語で説明する。 それぞれ座った席には「買ってってね」と言わんばかりの商品がおいてある。実はわたしも60%くらい雰囲気に飲み込まれていた。淹れてくれたお茶は正直言って美味しかった。これでマズかったら「やっぱり観光用か」と思ったはず。香りもとても良いのでつい「高山烏龍茶」と紅い蓮の実のお茶うけを自宅用に購入。 ああ、すっかりはまっているじゃないかぁ! 大山茶芸教室 台北市松江路469巷1号 http://www.ocha.tw/ 行天宮をみる 9:50ころ、行天宮に到着。ここは道教の中でも商売の神様だ。バスの中ではまた注意事項だ。「中にいるオバサマたちは大変真剣に商売のことをお祈りしにきています。ですから絶対騒がしくしないでくださいね。」ただの観光地ではなく、庶民が実際に活動しているところだということだった。 入り口付近でバスを降りる。あまり長く停められないらしく降りるのを急かされる。なるほどそのへんには警官のような警備している人たちがいる。かなり混雑した入り口をゾロゾロと入っていくと塀に囲まれた中は少し広場になっていた。そしてまたこの門も入ると・・・驚いた。ものすごい人々とお供え物の山である。辺りには線香の煙や香りがたちこめて、お堂の中では説教がくりひろげられ、入りきれない人々(ほとんどおばちゃんたち)が説教に聞き入っている。 その間を縫うように観光客が歩いている。なんとなく長居するのもなんだし(?)さーっと見て外に出た。出てぶらぶらと周りを見るとお供え物を清める場所をみつけた。人々は自宅から持ってきたり、周りのお店で買ったりしたものをお堂に入る前にここで洗って赤い皿に載せるのだそうだ。もちろんお菓子などは無理だけど。 行天宮http://www.ht.org.tw/ |