トップ > 旅行 > シンガポールの旅トップ > part 5 > part 6 > part 75分ほど走ったところにある「マレー民族村」へ。マレー人の中級家庭の家を見学できます、ということだったんだけどね。見終わってみて思った。これはみやげ物店を経営する人がついでに自分ちを公開しているって話のようだ。私はてっきり一般人がほんとに普通に暮らしている家を見せていただけるのかと思っていた。ペルーでもバリでもそういう家に行ったけど、たとえその方たちが旅行会社から何かしらのお金を受け取ったにしても、この社長さんの家よりはもうちょっと商売っ気がなかったんじゃないかな…なんて思った。 右の2枚)これぞ飼い猫。食堂の窓から外を見たらケージが。鶏でもいるのかと思えば猫だった。 歓迎の舞のあと民族音楽を木琴のようなもので奏でてくれた。総じてバリ島で見たバリ舞踊のようだし、楽器もガムランのような音色だ。考えてみればインドネシアに隣接しているわけで文化が似てきて当然かもしれない。指先を繊細に動かし表現するダンスはインドの方も同じだったっけ。 さて、歓迎を受けてさっそくお宅訪問だ。居間のような場所を通ると食堂があった。大きなテーブルを囲みみんなでジャッキーの話を聞く。私たちは20人弱だったんだけど、全員入るとちょっと窮屈なくらいの広さで、この部屋の隣にはシャワールームもあった。 そこも遠慮なくのぞかせていただいていいらしい。タイル張りのそれほど広くないシャワールームがあった。面白い、みんなでゾロゾロのぞきまわる。住んでいる人はもう慣れっこなんだろう。昼間シャワー浴びたくなったらどうすんだろ。(^^) そうそう、お弁当箱があって、これまたこの辺りの文化って似ているんだなと思ったんだけど、この重ねるタイプのお弁当箱ってベトナムにもあったよなー。使ったこと無いけど汁こぼれないんだろうか、とかくだらないことを考えていた。 さて、先を行く先頭さんのオバサマたちの「あらーーっ可愛いーっ」という歓声が聞こえるので先を急いだ。猫がいた。最初お鍋に顔を突っ込みバクつく黒猫しか目に入っていなかったワタシに母が「ちょっとーっ子猫がいるよーっ」と。イヤーん♪可愛い!真っ白い子猫がいた。なべをパクつく大人の猫に向かって「ミーミー」と鳴いている。黒猫は母猫なのか鍋から鶏肉っぽいものをさっと持っていって子猫に与えていた。 その光景は可愛いけどさ、その鍋はキッチンで料理を作っていた女性がさっと取ってそのまま料理を続けていたのよ。うー、あれを食べるのか。気にしないで食べたもん勝ちってか・・・?その女性はニッコリと微笑んでいた。 猫が可愛いからとかまっていると、隣の部屋へとみんなが移動していたので慌てて後を追った。そこはスズの販売店だった。ありゃ、やっぱり商売なのね。と思いしぶしぶ入っていくとすずの小さなカップでオレンジジュースをご馳走してくれた。カップもジュースも冷えているせいかとっても冷たくかんじられて「ウマイ!もう一杯!」と言いたくなるほど。 その店ではスズ製品の作り方を見せて販売していて、店員さんもたくさんワーッと寄って来た。いつものことながらこういうところでのアクセサリーには一切興味が無いので時間をもてあましてしまった。しばらく水槽の金魚のめちゃ可愛い顔を眺めていたけど、それにも飽きて外に先に出ることにした。バスに行くまでにもまたまた関所がひとつ。お土産店があって「美味しいクッキーどうですか」「ゼリーどうぞ」と出してくれる。暇つぶしに入ったつもりが、ウチの親はうまいこと言われてクッキーを買っていた。フゥーー、まだこれからお土産店には寄るのに買っちゃったのかい。 11:15頃、バスターミナルのようなところに到着。なんだここは?と思ったらそこにバティックの工房と店舗がありました。観光客相手だからか、表からはそこにお店があるような感じはしない。入り口からなかに入ると蛍光灯の下に一台布がかかってるところがあり、デモンストレーションを見た。いままでバリやインドでも更紗工場を見学したので、ろうけつ染めがなんたるかは説明を受けなくてもわかってるわけで、おなかも空いたし早くパパっと済ませたい。なーんて思っていた。ふふ。 それでも一通り一緒に見て店舗内に入る。うっわー・・・たくさんいる・・・店員さんが。こりゃーぜったい一対一だな。と思ったら案の定。ピッタリとわたしたちにも張り付いた。ここでもまた「絶対買わない!」と思っていたのでぷらぷらと見てまわっていた。 ところが買ってしまったのよ。ろうけつ染めでもなんでもなく、カシミヤのストールをね、つい・・・。_| ̄|○ ガクッ 意志が弱いわたしが顔を出しはじめた。やばいぞぅ・・・。 さてストールも買ったことだしトイレに行きたくなってきた。聞けばトイレは建物の中に無いという。外を示されて出てみるとバスターミナルはすっかり雨に打たれていた。教えられたのは軒下を20mくらい行ったところにある公衆便所だった。それほど汚くなかったけど、誰かと一緒に来ればよかった。まぁ襲われることは無いだろうけど、建物の内部ってわけじゃないので不安にドキドキしつつ用を足して、走って戻った。 イスターナ・ベサールIstana Besar 近代ジョホールの父といわれるスルタン・アブ・バカールの建てた宮殿。1886年創建。青い屋根をもつ白亜のビクトリア様式の建物。現在は博物館になっていて、ジョホール王族の家宝等が展示されています。 <開館> 9:00-16:00 金・祝日休館 <入場料>US$7(子供US$3) お土産店で買ったもの(また買ったんデス)はカレーの素とマンゴープチゼリー。このマンゴーゼリーはさっきの民族村と同じもの。美味しかったので買うことにした。バラバラにしてお土産にしようっと。冷凍して暑い日に食べてもサイコーかも! カレーの素はガイドのジャッキーさんがえらく勧めたので試食してみたんだけどね。ココナッツが入ってて爽やかで美味しい。確かに。ココナッツは苦手なんだけどちょっと普段のカレーに混ぜたら美味しい気がする。よーし、これでお土産は完了だ〜。もう買い物しないぞー!(また決意しなおしてみる) さぁ、雨がひどい。ザンザン降りだ。お昼ごはんを食べに移動。 そのバスの車内で気づいたことがあった。この曇った窓ガラス、実は外側が曇っているのだ。だから自分で拭こうにも無理でまったく景色が見えない。実はこのとき車内の冷房はものすごかった。上着を着ても無理!っていうくらい。そうなると、外の気温の方が高いので外が曇るのだ。ったくー。これには車窓観光すら出来なくて閉口した。 レストランに入って「あら、ちょっと良さそうじゃない?」って思ったとおり、なかなか料理も美味しかった。マレーシアカレーが何種類かあったのをはじめ、ビーフンやお肉やサラダ・・・とけっこう食べるものがあった。 飲み物は迷った挙句、生パインジュースを頼んだ。そのときの選択肢には生ジュースとしてはオレンジと、なんと「スイカ」があった。マレーシアの方はとても好きなんだって。でもスイカでジャムも作ったことがあるわたしはスイカがジュースになってもちっとも美味くないって知っていたのであえて頼まなかった。 ケーキも美味しかったんだけど、コレは食べなかったわ。さすがに「合成着色料は使っていません」って言えないよねぇ? |
トップ > 旅行 > シンガポールの旅トップ > part 5 > part 6 > part 7