スペイン2006年3月スペインポルトガル旅行
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さて、ようやくラ・ロンハまでたどり着きました。少し時間が早かったので中央市場(Mercado Central)で自由行動となった9:30から10:00までの30分間だった。まずは正面から入るとかなり奥行きがあるのがわかる。30分で大丈夫かなぁ。
真ん中まで来るとたぶん鳩よけのネットだと思われるものがかかっていた。その上にはすばらしいドームがあり、たくさんの光を取り込んでいて奥行きのある建物も明るかった。ザザーっと見て歩くとどうやら生鮮食料品だけのようで、生活雑貨はほとんど無い。後で調べると300軒以上の店が入っているらしい。
ちなみに市場なのに(?)Webサイトもあった。→こちら(別ウィンドゥで表示)
同じツアーのオバチャマ二人が肉屋の前でウロウロしている。通り過ぎようとしたら声をかけられた。「真空パックの生ハムをお土産に買いたいんだけどコッソリ無理かしら」…えー、今添乗員さんから買っても持ち帰れないって言われたばっかじゃん。お二人の間では駄目だったら捨てれば…という話になっちゃってるらしい。知らんわ、もう。と私はやめることをオススメしてその場を離れたんだけど、ウチの親がつかまっている。二人のオバチャマは日本語しか喋れない上に生ハムを持って帰りたいというわけで。お二人が納得するならと父が買い物を手伝ってあげていた。ヤダヤダ。私は冷たい女なの。手伝わないわ〜と、サッサと歩いて見に行っちゃいました。((´∀`*))ヶラヶラ 楽しいなぁ〜。市場はほんと楽しい。
市場の生鮮品はとてもデカイものが多かった。知り合いのオジサマが買ったのをひとついただいたイチゴ。デカーイ!味も大味でしたが。バナナもパプリカもデカーイ!そうそう、このバレンシアあたりは果物産地なのでジャムをお土産にしたら?と添乗員さんが言っていたのを思い出して探してみた。ところが、言葉がわからない。この市場、ほとんど英語は通じない。結局指差しで話をしたんだけど、ここにあるジャムはどれも大瓶。お土産にするには重過ぎる。…というわけであきらめた。またどこかで買えるかもしれないし…。
出口のあたりで添乗員さんがいたので聞いてみた。ジャムはマルメラータ、あんずはアプリコット。(あんずのジャムが欲しかったのね)で「小さいもの」がピウビケーノ。
全部あわせると、「マルメラータ デ アプリコット ピウビケーノ ポルファボール」でだいたい伝わるはずだということだった。あとで使う機会があれば喋ってみようっ!
ブラブラと見終わって外に出てみた。結局食料品は買わないし20分くらいで終わっちゃった。
外に出ると初めて雑貨っぽいものがあった。パエリヤの鍋とかキッチン用品の店だった。といっても屋台のようなモノ。表面に飾ってあるものが商品で店の人は中にいるのだ。

さぁ、ラ・ロンハの前に集合だ。ふと前方を見ると教会がある。
ラ・ロンハを背にして左前に中央市場、そして右前にはこの教会(iglesia de los Santos Juanes)がある。
中を見学はしなかったけど、なかなか歴史がある建物のようだ。バレンシアの最も古い建物の1つで、14世紀にゴシック様式で建築されたものの、1552年に大火に遭い内部は完全に改装されたということだ。入り口には美しいフレスコ画のある巨大なドームになっているというんだけど、あとでそういうことを聞くとますます見たかった〜と思っちゃうわ。

ラ・ロンハ(La Lonja)を見学できる時間になった。10時から見学できるのだ。
【写真:世界遺産の立て札。1996年/ユネスコの世界遺産】ここは昔、絹の交易所だった。建物は1482〜1492年にかけて建築が行われた。ゴシック建築の中ではヨーロッパでもかなり素晴らしいもののひとつと言われているらしい。
【写真右:サロン・デ・ラス・コルムナス(Salon de las Columnas)という正面玄関を入ってすぐのロビーのような場所。らせん状の柱は8本あり、高さが16mほどあるといわれる天井を支えている。】
【写真上:長い歳月の間にピカピカになった床】



←Googleマップで探してみました。
こんな位置関係です。
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La Lonja
C/ Lonja 6
46001 Valencia, Spain

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