スペイン2006年3月スペインポルトガル旅行
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2006年3月16日 12時少し前に北海道の家を出る。冬の北海道からスペインヘ

まだ雪が残る北海道から行くスペインはどれくらい暖かいんだろう?と期待を膨らませながらの出発だ。

帯広空港でおなじ空港発のお仲間と集合。窓からの眺め
13:20羽田行き。すでに機内で外の写真を撮ったりしてウキウキ炸裂か?!
このときは遠くに飛行機が飛んでいたのでつい…。飛行機から飛行機を撮った
団体旅行は2度目。どんな人たちとの出会いがあるだろう。

4:50成田に到着。食事を済ます。集合時間まではまだまだ時間があるので母と二人でブラブラしていると、私の手が気づかぬ間に黒くなっている。「え?」 それはバッグだった。いつもは黒っぽい服ばかりなので気づかなかったバッグから色落ちしている!Σ(゚Д゚ノ)ノ
あせってバッグ屋を探して購入。これからお金を使うというのに成田ですでにこんなモン買っちまった…。まぁ、仕方が無い。白いコートが台無しになるよりマシだ。初顔合わせの団体
初顔合わせ
7:50PM 団体チェックインのFカウンターに集合。
添乗員のM氏のもと、北海道の各空港から参加の方々がすでに集まっていた。M氏は年のころ50歳くらいだろうか。白髪のキビキビ系の方だった。
受付後、集まって説明を聞く。杖をついたものの、ずっと立ちっぱなしで疲れてしまった。このときは初めてツアーの方たちの前で杖を出したので「どう見られているか」気にしていたんだけど。そのうちどうでも良くなってしまった。自分のつらさは他人にはわからないものだもんね。と心の中で言い聞かせつつ旅は始まったのだ。
搭乗時刻まで時間がある。ひとまず解散して各自ゲートに向かうことになった。14番ゲートだ。出国審査のとき、予想通りに腰痛コルセットが反応した。ズボンのベルトを外してコルセットは係員の方が手動で検査してOKになった。よかった〜。コレをとれって言われても…。

搭乗口で待っていると眠さが襲ってくる。たまらん…こんな夜出発のフライトは初めてだ。トイレに行くとみんな化粧を落としている。肌のためには落としたほうがいいけど・・・ついたらそのまま観光だしいいや。私はそのまま行くことにして待合室に戻る。出発口
と、M氏が他の客と話しているので少し待つ。何点か尋ねたいことがあったのだ。
けっこう長話のオバサマが終わるのを待ってようやく話しかけることができた。
・バレンシアの火祭りを見られますか?
―そのもの自体を見ることは出来ないけどロハスなどは街の中心部なので人形を目にすることが出来るでしょう。
・リスボンで街に個人で出たい。OK?
―大丈夫。ホテルの前に地下鉄の駅があります。2駅ほどでロッシオ駅です。戻りはタクシーでもいいです。10ユーロもからないかも。
・このツアーはけっこう歩きますか?
―ほとんど歩かないはずですよ。でもアルハンブラ宮殿は大きいので歩くほうかもしれませんね。

なーんてことをタラタラと尋ねたのだった。なにしろ火祭りはスペイン三大祭のひとつ。自分が行く時がジャストでその時だったもんだから「絶対見たい!」と調べまくっていたのだ。人形を燃やす日は残念ながら滞在日とは重ならないけど、街中にあるという人形はぜひ見たい。期待大きく持って飛行機へと乗り込んだ。

ビスケット美味かった。 機内食 個別のモニターはやっぱりいいね
いつもいつも食いまくりの機内食  21:50PM 搭乗し、22:10には離陸。1時間くらいで食事が出る。…夕食は食べたんだけどやはり断らない私。食べてしまった。今から頑張って身体を慣らす必要は無いけど、スペイン時間では15時。じゃあ今食べる食事は…夕食?うーん、こういうときいつも困る。結局考えても仕方ないんだけどね。(^^)
だいぶヨーロッパに近づいたチョコレート・ケーキがとても美味。だけどその他のものは今一歩だしお腹も一杯で結局たくさん残してしまった。そんな私なんだけど、あと5時間でパリに着くころに小腹がすいてカップメンをいただいてしまった。またまた機内食

エール・フランスはこういったものは配らずに、食べたい人だけ後ろに来てねって感じだった。サービスされていたのは、カップラーメンのミニサイズ・ハーゲンダッツのキャンディーバー・サイドイッチやジュースなど。配りに来てくれるのを待つよりこの方が効率的なのかもしれないな。

あと2時間でパリに着くころにまた軽食が出た。なんだか食ってばかりだ・・・。と思いながらもヨーグルトが美味しくてまた食べてしまう。日本時間で夜中の2:30頃。なにやってんだか。断れよ、私。

ちょっと外に出てみた。シャルル・ド・ゴールで乗継  東京から9,750km。やっと到着。といってもまだ経由地のパリ、シャルル・ド・ゴール空港。ところで入国票なんだけど、フランスもスペインもEUの加盟国。EUの場合、最初の加盟国に入国するときにのみ入国票が必要であり、パスポート・チェックもその国でするのである。美しきシャルル・ド・ゴール空港

なので、パリからバルセロナはまるで「国内線」扱いとなり、スタンプは押されない。・・・と、ここまではあらかじめ聞いていた。だけどさ、フランスでスタンプを押してくれないなんて!チッ(・д・)最近はそういうところを省く国が多くて嫌だ。パスポートが汚れないじゃんか〜。

3月17日になっていた、AM4:20(日本時間の昼0:20)だ。眠いのか?いや、眠くは無い。
5:00AM 出発ゲート前に到着し、あまりに時間が有るのでブラブラし、5:30再集合。出発ゲートに行くこととなった。
【第2ターミナルFホールの手荷物検査】
最悪の手荷物検査
コートとスカーフなどをはずして準備していた。私の順番が来たとき、ベルトも取るようにといわれコルセットのことを自ら伝えた。若い男性係員が「はずして」というけど、「これはコルセットで腰が痛くて外したくない。無理。」ようなことを必死に伝えた。困った顔で彼は女性係員に伝える。大抵の場合、女性係員が手で身体検査をしてくれるのだ。出発の成田でもそうだったので期待して私は彼女を見たんだ。いや〜厳しい、彼女の目。タダ一言「外しなさい」
ちょっと見れば爆弾を巻いているんじゃないことなんか一目瞭然なのに!こんな善良なアジア人を疑うのかよ〜!仕方ない、外したさ、みんなが見ている前で。靴もベルトも外して。何がつらいって外すと本当に腰が痛いこと。思わずふらついてしまったんだ。とっさにセキュリティゲートにつかまった。どこにも掴まるところが無いからだよ?それをその女性係員はすっ飛んできて「放しなさい」だと。・・・なんなんだ?だったら転べっていうのか?ベルトを外せというのはテロに対する厳しいチェック精神が言わせた言葉だとは思う。だけどさ、よろけたら「大丈夫?」と手を差し伸べたってバチはあたらんだろうに。とんだ厳しい目にあっちゃいましたわよ。チッ(・д・)
いざ、スペインへ  6:20 F24ゲートからバスに乗り込む。搭乗口ではパスポートは見せない。ボーディング・パスのチェックをして半券を受取る。
パン美味し。 ちょっとカッコイイアテンダント

階段を降りてバスに乗る直前にパスポートとさきほどの半券の名前をチェック。バスで飛行機までいき乗る。一番後ろの席だ。なんとなくノンビリできる空間だ。

6:50に予定より10分遅れで離陸した飛行機の中でワタシはすぐに眠りに落ちた。寝不足ってワケでも無いのに…。20分くらい経ったころ軽食が出た。あ゛ー、もう美味しそうだわよ!チョコの入ったもの、レーズンの入ったもの、ヨーグルトにコーヒー。どれも美味なのだ。さすがにフランス、パンがうまい。また躊躇せず食べたのは言うまでも無い。
ゾロゾロ歩く団体 バルセロナのターンテーブル

8:40 バルセロナに到着
ターンテーブルでは自分の荷物がちゃんと到着しているかを確認しただけ。あとは空港のポーターさんがバスまで運んでくれた。
うん、こういうところは団体旅行の良いところかな。手荷物だけでバスへと向かう。これといって特徴の無い近代的なバルセロナの空港をゾロゾロと私たちは歩き始めた。さぁ、旅行の始まりだ〜。

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