![]() ![]() トップ > 旅行 > 海外 > サプライズ満載のトルコの旅 > part 32 > Last part そしてねそれらはけっこう安いようだった。時間があればもっとブラブラしてみたい。 その通りをシルケジ駅のほうに向かい歩くと10分くらいで右手に目指すお店が見えてきた。 ハジュ・ベキル。創業1777年という老舗。キャンディなども量り売りで売っているけどやっぱりロクム。いってみれば山形銘菓の「ゆべし」のようだ。中にはいろんなものが入ったり入らなかったり。私は「くるみゆべし」・・・じゃないやクルミのロクムがシンプルで一番好きだ。 Haci Bekir(ハジュ・ベキル) URL:http://www.hacibekir.com.tr/ タクシーに乗って10分ほどで着いた。門にヌルオスマニエ・ジャミィと書いてある。入るとすぐに小さなモスクがあった。グランドバザールを俯瞰で見るとここは東側の手前あたりだと後でわかった。右の写真はその門を入る前の路地だ。椅子とテーブルのところがジュース屋になっている。 (写真左)グランド・バザール内 (写真右)さっきのオレンジジュース屋から見た路地の青空にそびえる塔。電線ではない。植物だ。たぶん夏になると日陰を作ってくれるのだろう。 グランド・バザールを出てすぐにある路面電車(トラム)の駅。ここはジャンさんのおごりだった。定期のようなものらしいが、ボタンのようなプリペイドを同じ穴にカチッとしていた。面白い・・・。なので値段はいくらかちょっとわかんない。 10分ほど待った電車にはそれほど乗らなかった。15分くらい走ると乗換駅がやってきて降りた。うーん、すべて慣れているジャンさんに連れて歩かれているので覚えてない部分が多い。ゼイティンブルヌ (Zeytinburnu)という駅が乗換駅だった。ここはけっこう大きくて、学生やサラリーマン、主婦などいろいろな人が乗降する駅だった。 さて、左の写真はこの電車の内部です。空いてます。もう乗換駅から空港に近づくにしたがって乗客もまばらになって行ってた。そして・・・このときすでに父の身に異変が! そう、空港についてモジモジしつつ父は言った。「やられた」・・・スリだ。わたし達はさんざん父にきをつけなさいよと言っていたのよ。ジャンさんも電車の中は本当に気をつけろって。それもこのドジなお方はポッケに入れていたという。そんなん「持っていってください」って言ってるようなもんじゃん!!女たちから非難轟々!幸いだったのはもうこれが旅行日程の最後だったこと、それともう使いきろうとしていて小銭くらいしかなかったこと。それだけだ。でも父もガックリしていたのでもう言うのをやめたさ。まー、ドジだけど可哀想だもんな。 空港に着いた。日本に来たときも含めて一緒に過ごした3度目だった今回の旅行。とても楽しかった。いい人たちに出会えて本当に良かった。 本当に本当にありがとう! ジャンさんと別れて15:50頃腰を下ろした。お別れでナミダちょちょ切れていたのでしばしぼーっとする。そしてその後はいつものように探検探検…。待合の方に入ってからはいまいち店屋は少ない。入る前にかっておいたほうがいいだろう。とはいえ、私のサイフももうお金がない。 今度いつトルコに行けるだろう。今度はジャンさんちに泊めてもらって東部に行こう、とジャンさんと約束をした。彼は2005年の冬、兵役に就く。義務だということだ。なんとか無事に、無事に帰ってきて欲しい。 |
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