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15:20頃、らくだの谷に到着。欧米人の団体観光客がいて賑やかだった〜。
↓の写真はフフフフ…ワタクシです。(父撮影)
なぜらくだの谷と呼ばれるかはこの写真を見ていただければ一目瞭然でしょ。そう、らくだの形になっている岩があるからです。その他にもキノコっぽいのはたくさんあります。
さぁ、メインであるキノコのゼルベの谷へ急がなければ!日が暮れてきてしまって少し西日だ。
さぁ!らくだの谷から10分ほどでゼルベの谷にやってきた。奇岩が有名でよくカッパドキアの写真に登場する。数億年前にエルジェス山が噴火して火山灰が堆積した。火山灰や溶岩はだんだん石化した後、長い歴史の中で風雨にさらされて侵食されていくのです。やわらかいところが流され、固い部分だけが残ったのでまるできのこのような状態になったわけ。数年前にここを訪れたときに言われた。何十年か後には侵食されつくし、きのこの頭である岩が崩れ落ちるだろうってね。そんな10年やそこらじゃ起きないだろうし、他にも大地はあるわけでまだまだ見れるだろうけど、将来的にはただの丸い岩になっているのかも。
 
 

このきのこの森も岩をくりぬき人が住んでいる。昔は修道士達の住居にもなっていたらしい。右の写真の中ほどに開いている窓(穴)に人間がいるでしょ?・・・父です。(^_^)以前姉が登ったときに言ってましたが、中はまるで垂直に登るような階段があったりしたらしく、体力に自信がある方だけにしておいたほうが良さそうデス。
ゼルベの谷から10分ほど車を走らせるとすぐに広い渓谷が広がり、遠めに美しい山が見えた。展望台もあるその場所で休憩!Aucilar(たしかアウジュラルといったような)というところだった。
この山はErciyes(トルコ語読み、エルジェス)という山で、標高3900mを越えるトルコでは4番目に高い山なのだとか。すそに雲がかかり、手前には奇岩群。素晴らしい景色でした。
さて、この見晴台のあるとろに小屋があり、土産物も売ってた。そこでまた顔見知りの店主オスマンさんに会ったジャンさんは抱き合いお茶をごちそうになった。老人にウケがいいジャンさんはどこにいってももてなしを受けていた。ここは寒かったのでお茶が美味しかった。といってもこのお茶、菩提樹のお茶だという。普通の味なんだけどね色がとてもキレイなのだ。ここでカシューナッツをごちそうになって、またもや自転車で日本縦断してトルコの新聞に掲載されたときのを広げて、私たちを紹介して盛り上がったのでした。チップを置いて出発。(相手はそんなつもりもないのかもしれないけど、お店の横のリビングだったしチップを渡したんだと思う。たぶん)
トルコ新聞に掲載された日本の新聞に私たち家族が載った写真・・・(複雑・・・)
16:30にまたもやニヤニヤしたジャンさんとジンギスさんとともにローズバレーへ。またこのニヤニヤはなんなんだ?サプライズがあるときはアンタルヤの私のバースデーもそうだったけど二人して企んだ笑いをする。といってもこれから先はローズバレーで夕陽を眺めるだけじゃないか。なんだろう?でも確実に何かを企んでるぞ?
そう思いながらも二人に言われたように素晴らしい夕焼けを眺めに各自思い思いに過ごしていた。(頑張って登る私⇒)
沈む夕陽がどんどん赤くなった。それでももっと真っ赤にローズバレーの名前のようにピンクに染まる日もあるらしい。ん?ジャンさんが呼ぶ。私たち家族に集まってという。心の中で「なんだろ?」とわくわくしながら駆け寄っていった。ワインだった!ふたりはカッパドキアワインを調達してくれていたのだ!グラスではないけれどすごくすごく美味しかった!もちろんジンギスは運転があるから飲めないのがちょっとかわいそうだったけど。感激だった。ジンギスさんとは明日でお別れだ。このメンバー最後の日にこんな素晴らしい夕焼けを見ながら、地元の美味しいワインを飲んでいる。その状況に感激した。寒くて寒くてたまらなかったけどとってもあったかいサプライズだった!
大盛り上がりのローズバレーを後にして18:00ワインを買いに「キュラサン」という店に寄った。カッパドキアワインが種類・数ともに揃うのはここだということだった。1本450万TL。約450円弱。とても安くて美味しいのでついつい買ってしまった。
この5人で最後の夜はホテルでの楽しい夕食をとりながら更けていった。 |