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8日目。さぁ、これから約7時間かけて宿泊場所のカッパドキアへ向かう。コンヤは今回は通過することになっている。Side、Manavgatまでは海沿いを走り、その町から左に折れて山へ入る道に向かう。


また山道を走りだんだん北上することになるので、昨日まで遠くながめてた雪山を越えるというのだ。

MURTICIという山間の村が見えてきたのが11時30分少し前。アスペンドスを出てまだ1時間くらいなのにすっかり山の中、といった風景だ。コンヤまで後190キロというところで11:45 トイレタイム。

売店でお菓子やガムを購入。なんとなく長距離ということで遠足気分のような・・・。なぜか母が値段をメモっていた。265円。いろいろ買っての金額でガムの値段ではない。念のため。
上の雪山はその売店(ガソリンスタンドやドライブイン併設)からの眺めだ。雪山はすぐそこだ。
こんな看板をデータとして何枚も撮った。それほど意味無く。ここは何時に通過したよって感じで。お昼の12時頃、ここを通った。Yarpuzというところ。Konyaまで140キロ。

こんなところにもまた村がある。木があまり無いので吹雪いたら大変だろうと変な心配したりして。
こんな広漠たる大地にシンプルに(?)道路が走っている。蛇行しないでまっすぐ走らせればいいのに…。

1825mと一番標高の高い峠だそうだ。辺りは雪山。だけど、道路は乾いている。万年雪のようだ。夜ともなれば氷点下まで下がって凍結路面で事故が起きる場合もあるらしい。でも、日中は大丈夫。けっこうスピードは出ていたようだし。

12:30、Seydisehir(トルコ語表記が出来ないんだけど、シェウディシェヒルという地名だった)で昼食となった。ドライブインだった。まだ山の中。全員で52,000,000トルコリラ。だいたい5千円。ということはひとり1,000円ってことだ。別に安かないなぁ。とはいえこの写真のように好きなものを食べたわけだけど、またまたこの鳥肉!!美味でした〜。もちろんエキメッキも美味しいし。サイコウである。お水はポットのとボトル。ボトルのはお金がかかる。このポットの水を飲んだ。全然平気だった。(^_^)v



食べ終りまたひたすら走り始める。そういえば道路なんだけど、けっこう舗装がボコボコ穴開いてるのです。日本で言うなら「簡易舗装」みたいな荒いアスファルトに見える。当然穴を踏むとガダガタ車は揺れるわけよ。
だんだん自分でも標識を読めるようになってきた。この交差点を右折していくとコンヤがある。自分でも運転できるな、と思ってしまう。13:30頃、ここを通過。
交差点を曲がると今渡ってきた山が見える。もう遥か遠い向こうだ。ここからコンヤまであと92キロ。



14:50過ぎ、コンヤの町を通過。コンヤの町にはメブラーナ博物館などがある。今回は都合上無理だったのでスケジュールに入れませんでした。

15:30頃、辺りは草原といった風景になってきた。まっすぐのびた道をまだまだ走らなくてはならないのだーと思っていた頃、ジャンさんとジンギスがニヤニヤし始めた。なんなんだろう・・・?車は国道から左折。看板も何も無いところで。なに?そのニヤニヤはなに?!

そこはObrukというところだった。草原にキャラバンサライの遺跡がある。国道からかなり2キロくらい入ったところだ。普通なら気がつかないで通り過ぎそうだ。そうか、この遺跡を見せてくれようというのか。


あいかわらずジャンさんはニヤニヤしている。ここが大好きなんだという。ジンギスさんも。なんで?この程度の遺跡なら(すでに遺跡に慣れてしまった私)けっこうどこにでもあるじゃん?と思いながら二人について歩いていった。するとそこには・・・!
ここはメキシコでいうならセノーテのようなもので地下水が流れていくうちに石灰質の大地が陥没したもののようだ。深さは200mほどあるとも言われる。遺跡にはどこからともなく少年が3人現れた。管理人も何も無いこの場所に本当に突然、といった感じだった。ジャンさんが話を聞く。地元の学生で観光客にここのことついて話をしているのだそうだ。(ちなみにチップ目当てなわけではないようだし、ジャンさんが渡したようにも見られなかった)


たまたまかかった飛行機雲。

数多くの隊商がこのキャラバンサライでこの湖を見たのだろう。このキャラバンサライはObruk Han(オブルーク・ハーン)と呼ばれる。
16:00頃Aksaray(アクサライ)まであと69キロ
ずっとこんな電柱・電線を横に見て走った。

すると遠くにまるで富士山のような美しい山が見えてきた。すそ野が大きく広がった姿は本当に美しい。この山はハサン山といい高さは3,268Mある。

ここでもう16:30。Aksaray(アクサライ)まであと40キロくらいのところだ。カッパドキアのホテルに着く頃はきっと日が暮れているだろう。

5時頃、トイレ休憩とすることに。アクサライの町のドライブイン。カフェテリアなど充実した日本で言うなら「道の駅」のような建物。
そこにこんな靴磨きがあった。古ぼけたのは見たことがあったけどこんなにピカピカにしているのは初めてだった。なんとなく「トラック野郎」のデコトラを思い出してしまった。そこにあった店で父が友達に「お土産」を買ってた。トイレから戻った私が近づき尋ねるとニヤリとする。「?」実は精力剤のようだ。「これぬれば(飲めば、かな)元気ヨ〜。」みたいなことを店員が言って笑わせている。冗談で買っていくことにしたらしい。苦笑い…。
カフェでコーヒーを飲む。トルコでは豆を細かく粉にして煮出して上澄みを飲むトルココーヒーがもちろんだけど、けっこう「堂々と」インスタントコーヒーが出てくる。5人分で600万TLだから一杯120円くらいなので文句も無いけど、喫茶店でインスタントコーヒー出してたら日本では潰れるんじゃないだろうか。私たちが飲んでいるとこのドライブインの社長さんという方がやってきて、ジャンさんに「久しぶりだね〜。よく来た」と挨拶している。きっと彼は日本人観光客をしょっちゅうここで休憩させているのだろう。今回は小さいグループだったからか、クッキーをサービスしてくれた。ラッキー♪

17:40頃 Agizikarahan(gだけトルコ語表記)を通過する。すでに夕陽は地平線ギリギリまで沈みかけている。
この辺りは遠くにポツポツと山はあるものの、まったく平坦な平原が続いてる。道路の両脇に土が延々と盛ってある(⇒写真)道路工事なのか?

私にはガードレール代わりのように感じられた。平原と道路のレベルが一緒なので暗くなったらどこまでも平原の中へ入って走ってしまいそうだ。

18:50頃。ようやくユルギュップにあるホテルに到着した。以前も泊まったことのあるホテルだった。DinlerHotelディンレル・ホテルだ。(英語でディンラーと読みたくなる)

ホテルはそれほど新しくないかもしれない。でも、清潔だし満足のいくものだった。私たちはトリプル部屋にしてもらっているのでこの状態(↑)
19:00にさっそくご飯を食べに行くことにする。


食事はピュッフェスタイルでトルコ料理がずらりと並ぶ。けっこうどれも美味。
さぁ、明日はカッパドキア観光で朝っぱらから気球に乗ることになっている!ほんとうに早くからなので早々に寝てしまう。・・・父だけはハマムに行った。(^_^)25ドルだったそうだ。

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