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8日目(1)
7:00頃に朝食を食べる。なかなかいいホテルだったなぁ。よく眠れた。

部屋のベランダからは海と雪山、そして東の窓からはアンタルヤの町が見える。とってもいい天気だ。今日は南方のメインでもあるアスペンドスの遺跡を見てカッパドキアへ向かうので気持ちいいドライブとなりそうだ。と、言っても650kmもあるのだからドライバーは大変だろうけど・・・。
そうそう、ホテルの窓からずっと気になっていたモノを撮ることができた。太陽光発電だ。発電なのか単に温水を作っているのかはわからないんだけど、さすがにこの南の方は温暖だし日照時間も多いらしく、ほとんど全てのマンション・一戸建ての屋根にこの設備が乗っていた。


ペルゲ(PERGE)
8:30頃 到着 アンタルヤからちょっとしか走っていない。ペルゲには町並みそのまま、のような状態で残った遺跡がある。紀元前千年くらい以降のものらしく、昔はやはり大きな港町として栄えたらしい。遺跡に入るとすぐレース場のような競技場がある。周囲はかなり崩れているけどスタンド部分は一部しっかり残っている。


城壁がまるで入り口の門のようだ。
↑手前に3人いるのが私たち。(父撮影・・・またもや単独行動)

入り口からは有名な「ヘレニズム門」を見通せる。
一歩踏み込むとあたりに人影は無く、一気にその壮大な雰囲気に飲み込まれそうになる。

パノラマ合成してみました。すごいのよ、規模がとにかく。町そのままなんだもん。

入って左手に行くと公衆浴場跡が。地面にはモザイク、壁には大理石が一部残っている。

プール状になっているので雨水が溜まり藻が繁殖していた浴室跡。

市松模様の床のモザイク。この時代に使われていたときにはさぞかしきれいなんだろうなぁ。壁からはまるでハンギングのように花が咲いていた。


サウナの跡に父が立ってみました。↓かなり大きいとわかる。
床下にはこのように熱気が循環して上の部屋を暖めたようだ。
もちろん暖めるためにはたくさんの奴隷が使用人になっていたという。


ヘレニズム門を入ってきたときと逆に回りこんでみた。門には見張り台の窓もある。
あたりはここも雨水に水草が咲いていた。で、そこにはおびただしい「おたまじゃくし」が!イヤ〜これがいっせいにカエルになったら・・・。ここに来たのがこの時期で良かった〜。


さて、ペルゲの大通を眺め(写真左)ただけで奥には行かずその交差点を右へ。すんなり「交差点を」というくらい町並みが残っているということだ。大通りには馬車が通っただろう轍も残っている。
さて、曲がった先には昔「商店街」だっただろう通がある。もちろん床はモザイクだ。→

道端にこんなものがあった。(←)これはゲーム台だという。手前に小石があるんだけど、相手も手前にコマを並べて、向かい合ってまるで「チェス」のようなゲームだったらしい。
遺跡を出ると土産物売りが並んでいた。露店だ。朝早いので他に客は居ないのが少し淋しげ。

ん〜だいたい30分でペルゲを見たけどもっともっと奥まで町は続いてた。時間が許すならもっと見たかったな。

9:15頃 アスペンドスへ向け出発

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