![]() ![]() トップ > 旅行 > 海外 > サプライズ満載のトルコの旅 > part 20 > part 21 > part 22 さぁ、7日目の朝を迎えた。寒い…。布団の中は暖かいんだけど、部屋の中が冷え切っている。窓に結露がたっぷり。何しろキャンプみたいな状態だもんな。 さて、朝食はまた昨夜と同じの離れでとることになっている。7:00の予定なんだけど…誰もいない。変だなぁ・・・と思って外に出てみる。キーコキーコと自転車に乗ったおじさんが来た。荷台にはパンが。( ̄∀ ̄*)もしや、またパン待ちだった? 私たちの泊まった部屋はこの建物の2階の端っこでした。⇒ 下は厨房だったと朝気づいた。真っ暗だったもんなぁ・・・。昨日の夜は暗くて撮れなかったけど、これ(右上の写真)が建物から離れになっているレストラン。そしてプール。 朝食は・・・ゆでたまごがあるだけまだ救いだよ・・・これじゃお腹空いちゃうよ〜!これにパンとコーヒー。イングリッシュブレックファストに比べたらいいか・・・。イギリスでの朝食はもっと何もないもん。 周囲も朝になってみてかなりな田舎だったことがわかった。フェティエとは湾を周ったほぼ反対側に位置していた。 朝日の中を走り始める。 Xanthos(クサントス) 現在はエシェン川と名前を変えたクサントス川のわきの崖の上に劇場や岩窟墓が残る。現在も発掘が続けられているらしいけど、朝9時頃のこのときは特に作業は行われていなかった。なんだかちょっと街を上った高台にこんな遺跡がゴロゴロしている。 どの遺跡にも今は野ざらしなので風化が進みつつある。だけど、そんな中に咲く花がまたカワイイ。遠めに波打ったような劇場の階段座席に野草が古代をしのばせる感じ…。 こんな劇場のすぐ脇にお墓というのもおかしな話だけど、ちょっと時代が違うらしい。そして、この劇場で演じた役者が収められたとも言われている。 クサントスの崖 このクサントスには悲しい話がある。紀元前550年頃、ぺルシァの軍隊に包囲されたクサントスの市民が捕虜にされるくらいなら、とこの断崖から眼下のクサントス川に身を投じて死を選んだというのだ。 その話を聞いたあと、少し近寄ってみた。思った以上に高い崖で、足元には丈の長い草が生えていたので私はびびって近づけなかった。いつものことだけど…父がみんなをハラハラさせながらギリギリまで行ったのでした。「オイ、かなり高いぞ〜」・・・いいから戻ってきてよ!チッ(・д・)と怒られたのでした。 一人のヤギ飼いのおばさんがいた。 ふとジャンさんが近寄った。なにやら喋っている。どうやらおばさんはヤギを散歩させながら自生しているローズマリーを摘んでいるようだ。片手に握り締めていたのをジャンさんが喜びながら譲り受けていた。旅の途中にもらってどうするのかな。まだ先は長いのにね。 10時頃、またきれいな海が見えてきた。私と父がワーワー写真撮っていると車を止めてくれた。 そこから少し行くと小さな島が点在していた。 ひとつの島に、干潮の時には渡れるようになるとか…。 海沿いには道路が続く。 海のそばはこんな感じで岩山が続いている。そして、時々こんなに素敵なビーチを持つ入り江があった。降りたいなぁ!長い旅だから先を急がなきゃならないのが残念! こんなカーブの後にまた島が見えてきた。⇒ |
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