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4日目(4)
5時半頃にイズミールの中心部に入った私たちはイズミールの古いバザールを見た。ジュムフリエット広場(写真↑)を横目に車を走らせてチャンカヤ付近(写真→)で降りて歩き出す。

5分ほど歩くとバザールに着いた。花屋さんやイスラム教の数珠が並ぶところからスタート。結局このバザールとにかく広かった!イスタンブールのグランドバザールのような屋根付ではないけれど、ものすごくたくさんの店屋がズラリだった。 なんていったかな、シュミットのようなパンにチーズとトマトが挟まったもの。屋台で売ってた。ジャンさんが買って食べたのを少しもらう。何しろ彼はデカイ身体で良く食べる。このバザールは子供の頃から良く来たところらしく、懐かしいついでに、ほんと良く食べた。
ウエディング・エリア
ちょっと行くと結婚式関連の店屋が固まっていた。意外にも(?)現代的なウエディングドレスが並んでいた。正直言ってもっと民族的な特色が見られるのかと思っていた。

その中に少し私の期待に答えてくれるものが。(写真←)ドレスも肌の露出度が低く、頭には布を巻いている。これはイスラム教の女性の結婚式の姿なのだそうだ。(写真↑)トルコの国旗色である真っ赤な布が下がっている。聞くと、結婚式の前の日に花嫁は女性だけのパーティを開くらしい。その時に身につけるのだとか。だけど布一枚・・・スカートのようなものもみえるけどどうやって着るんだろう?かなりなまめかしい?
さっきパンを買った屋台(写真左) ドネルケバブを売る屋台。(写真右)
いやはや、もういろんなものがある。棚だけじゃなく、マネキンだけじゃなく・・・吊るすのが当然のようだ!ブラジャーまでドーーーーーン!で・・・でかくないか?

漬物屋さん。いろとりどりの漬物が並ぶ。ひとつ味見してみた。キャベツのつけもの。ちょっと酸っぱくなっちゃった日本の漬物とそっくり!千切りじゃなくてザックリ切ってるあたりもね(^^)
やっぱり遠くにはモスクがあった。なんかね、この風情がたまらないんだよなぁ・・・通りの向こうにビルが見えるっていうのとは、なんか違う(当たり前だけどさ)ささ、そしてやっぱり喫茶店発見〜。寄らなかったけど、お腹すいてきててちょっと惹かれちゃったわ。
BOZAを飲んだ。といっても全部は無理なのでちょっともらった。なんでも、トルコの冬の飲み物といえば、というものらしい。甘酸っぱいようなドロ〜っとした飲み物。・・・決してまずくはないデス。(*^_^*)上に粉を振ったのか、シナモンの味もした。ヨシ、なんかいろいろ飲んで食べてるぞ〜!(満足…)
30分くらい歩いてやっと端まで来た。いや〜それにしてもすごいひとごみだ。みんなこんな時間に買い物なんだなぁ。あ、金曜日だからかな?
←夕暮れのコナック広場/時計塔、海の方を望む
コナック広場に出た。ガイドのジャンさん曰く、「ここがイズミールです」「私はここに思い出いっぱいあります」だそうだ。

ま、それは彼の思い出として・・・。でも、素敵な広場だった。午後の6時を回ってはいるけど歩く人はまだたくさんいて。ここの周囲には駅とか市庁舎があるので繁華街なんだな。

時計塔と駅がライトアップされ、広場の周囲にはベンチが並ぶ。おじさん一人、カップル。様々な人が夕焼けの広場に集っていた。(写真↑左)広場と海の間に幹線が走る。湾を海に沿って走っている。

7時少し前に病院近くの花屋さんへ。私たちからのお見舞いの花束を買う。
ここでもやっぱり男性店員だった。お菓子屋さんより違和感が無いけど、男性しか、いないってところがトルコっぽい。
意外にも(?)とてもセンス良いすてきなミニブーケを作ってくれた。

そして病院へ。トルコでは公営の病院はとても混むらしく、ジャンさんのお兄さんは民間の病院に入っていた。病院につくと、ジャンさんのイトコが迎えに出てくれた。若い男性とトルコでこんなに接近したことは初めてだったけど、カッコイイじゃなーい( ̄ー ̄)丹精な顔立ち・・・ホェェェ・・・と思ったのは心の中に隠し、握手をして挨拶。ホェェェェェェ

そして病室に行ってみるとなんとも立派なのです。広い個室には応接セットが。着いた私たちをご両親が出迎えてくれた。お母さんとは再会になるんだけど。病院だというのに、応接セットでご家族とゆっくりお話してしまった。それほど「ウエルカム体勢」だったのさ。実はドライバーのジンギスさんも一緒で。いやぁ、トルコの人々の寛容さというか、みんな友達って感じがにじみ出てました。


Hotel Izmir Princess

ジャンさんを病院に残し、ジンギスさんと私たちがホテルに到着したのは午後8時くらい。ちょっと疲れて到着。ジンギスさんは日本語が少しだけできるので安心。
なんでも、日本人旅行者を乗せた大型バスの運転手なので、ガイドさんなどから教えてもらったりで、ちょっとずつ覚えたようで、私たちともがんばって日本語を使ってくれた。イイ人だなぁ〜。(私って単純?)

このホテルは五つ星で温泉が出ているので保養リゾートみたいなものらしい。今回時期はずれだし水着を持ってこなかったことを悔やんださ。何しろ部屋から見下ろすと、屋外・屋内温泉プールがとっても美しいのだ。
いや〜ん、気持ち良さそう〜。ジンギスさんと一緒に夕食を済ませて、10時には就寝。
今日はちょっと強行軍だったなぁ〜。

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