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4日目(1)
昨夜の下痢騒動から少しだけ眠り午前5時に目が覚めた。お腹はまだ痛い気もするけど・・・うん、治っている。ホッとして朝食へ行って(それでも食べる私・・・)ちゃんと食べた。レストランにはまた団体が居た。ヨーロッパ人だな、ということはわかった。オフシーズンとはいえ、ドイツ人やイギリス人はこの季節でもここに来る人が多いらしい。

微笑ましいひととき
わたしがジャムをヨーグルトにかけていると「おはようございます」と声を掛けられた。見ると70歳くらいのおばあちゃんでその人はイギリス人らしいんだけど日本語が上手だった。いかにもイギリス人という銀髪のおばあちゃんに流暢な日本語で話されて逆にアガってしまった私は「どこから来ましたか?」という問いに「日本です」と答えてしまった。情けない・・・おばあちゃんはにこやかに「日本のどこですか?」と聞いてきた。恥ずかしーい。日本語で聞いてるじゃん!
そのあとも「これは苺ジャムよ、これがアプリコット・・・」と教えてくれながら上手な日本語で私と会話してくれた。どうしてあれほどまで上手なのかな〜。でも、なんとなくフフッと微笑んじゃうような朝のひとときだった…(^^)


さて8:30にホテルを出発。今日はイズミールまで向かう。おや?ガイド氏が髪をカットしたらしい…。どうやらお母さんにだらしないところは見せられないらしい。イズミールは彼の故郷で、前の旅行のときお母さんに会わせてくれてコーヒー占いをしてもらった。で、ぜひ今回も会っていってくださいってことだったんで、夕食をごちそうになることになっていた。だけど・・・今回はお兄さんが入院しまって、病院に行くことになったのだ。彼にとってはちょうどいいタイミングでこの旅行だったんだろう。 さぁ、忙しい一日になりそうだ!
(峠茶屋というか土産物屋↓)
チャナッカレを出てしばらくは住宅街が続いていた。40分くらい走るとあたりは岩がゴロゴロした草地になってきた。さらに30分くらい走る。山を登っていくと展望台に出た。そうだ、前もココからエーゲを撮ったっけ。またまた可愛いネコが居た。わざわざ私たちの足元に寄ってきて気持ちいい陽射しの下、ゴロンゴロンして遊んでいる…まんまるっこい体つきがまたカワイイし。
イェシリュート(Yesilyurt)←スペル間違っているかも
さて、展望台から山道を下り始め「ちょっと寄りましょうね、素敵な村があります。」とかねてからガイド氏が言っていた村に到着。もともとギリシア人が作り住んでいたんだけど、昔ギリシアとの戦争の後に住民交換が行われて現在はトルコ人が住んでいる。周辺から切り出されるはちみつ色の岩で作られた家が多く、なんとなくポワンとした雰囲気。

現在は避暑地のように都会からの休暇を過ごす人が来るらしい。その中の最も高級といわれるホテルに寄ってお茶することにした。Manici Kasri(リンクはトルコ・トップに)というホテルだ。なんでもトルコの俳優など著名人が多く泊まるらしい。

今はオフ・シーズンだし、お茶だけでも従業員は快く室内に引き入れてくれた。ラウンジはなんとも言えない素敵な調度品でいっぱいだった。配色などもセンスの良さが窺える。こういうところで飲むと同じチャイでもますます美味しく感じるな( ̄ー ̄)
帰りがけにホテルの客室を見せてもらえた。ビビッドな色合いがドッキリするけどオシャレだ。暖炉もついてた〜。なんかもう「いや〜ん、かーわーいーいー」って感じ・・・?
ホテルの入り口にもボンジュックがつけられている。フフフ、ジンギスさんと記念写真。カッコイイのよ。ダンディーなのよ。優しいし・・・ウフフフフフフ
先日もトロイで少し話したと思うけど、ガイド氏はとても人なつっこい。(写真右)おじさんに話しかけてたら、このおじさんたら結局喋り好きなようで案内してくれた。でね、おじさんの飼い犬なんだろうけど(写真左)可愛い犬がついてきた。




桜がほころんで、はちみつ色の岩の素朴さにぴったりだった。石畳もすべてこの岩で出来ている。

昔書かれたような戸口の絵も雰囲気にぴったりだ。(この壁は新しそうだけど)

現在も何戸か売りに出されていた。安いとは言っても景観を損なわないように修復して住めるようにするにはけっこうお金がかかるだろうということだった
モスクに寄ってみる。もともとキリスト教の教会だったところをモスクとして改装したものだった。絨毯が敷き詰められ、コーランを読む場所も後で作られた。コリント様式の柱の装飾が目を引く。2階では信者がせっせと掃除していた。隅々まで雑巾で指一本で拭いたりしていた。大切にしていることが想像できた。

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