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2日目(2) トプカプ宮殿  10時半頃トプカプ宮殿に到着。前回は厨房から宝物殿を見たあたりで閉館時間になってしまった。なんとドンくさい話だろう・・・。で、今回は絶対にハーレムと宝物殿を満喫するぞ、というのが目標となっていた。だからイスタンブールのどの名所よりも先にここに来たのだ。
チケット売り場。旅行社の割引券で入るので個人で買いはしないけど値段を確認してみた。ハレムは10,000,000TL。そうです、一千万トルコリラ。( ̄ー ̄)すごい金額。でもまぁだいたい900円弱だ。このチケットはバーコードを読ませてスタンプを押すシステムになる。
実はこのシステムがトルコ国内の各観光名所に設置された。前にはなかったものである。トルコも日々進んでいるんだなぁ…。ちょっと感慨。さてトプカプ宮殿の門。上の写真でわかるかな、お城のようになっている。入るときに荷物の]線検査がある。やはりお宝ザクザクだもんなぁ。警備も厳重になるよねぇ。門を入るとまずは全体像を見る。模型があるのよ。わかりやすいのでちょっと見てから見学し始めた方がいいかも。このとき日本人団体客がズラズラ〜っと来た。前の私たちもそうだったけど、入り口から反時計周りの厨房から見始める。でも、ね・・・前はそれをやってハレムの時間が無くなった。今回、私達は時計回りでハレムから。で、ハレムだけ別料金になっているし、人数制限があるので初回11時に入るために待つことにする。そのほうが効率的ってワケ。


あと30分くらいなので、まずは戦闘用具の展示室へ。
ここはじっくり見ても30分でも充分。
さて、11:00になった。オフシーズンだし、初回のスタートはだいたい15人くらいしかいなかった。ここで英語ガイドがついた。けど、ジャンさんがいるので私達は日本語で少し遅れてついて行った。その後にはもう一人係りの男性。気難しそうな顔をしてついてくる。きっと見張っているんだろうな。盗人かなにかを・・・。
さあ、入ってすぐにもう私は感動した。美しいじゃんもぅぅぅ!中に入るとまずタイルの美しさが目に飛び込んでくる。王の側室たちの住居だ。側室というと日本みたいだけど、ほんとまるで大奥なのだ。

1460年代に建てられたといわれるのに、装飾は現在でも美しく維持されている。廊下の明かり取りも蜂の巣型だったり…総大理石の洗面台とか…。



スルタンの大広間   ここのタイルはほんとに贅をこらしている。細かな細工も感動的。スルタンの大広間の装飾。部屋を広く見せるためか鏡が必ずと言っていいほどある。いやー、このタイルの細かさなんだよねー・・・ひとつひとつがもちろん手作り…。これが壁なんだから・・・。

ちょっと隣の部屋を…。果物の間。
ま、名前の通り壁には果物が描かれている。
保護のためかここは入室できずのぞくだけ。
残念!


また大広間に戻りました。三角屋根のは暖炉です。カウチの真ん中にあるのは火鉢。この3月の中頃で、ここには火の気が無いのですごく寒かった。火鉢に火を入れてくれたらどんなにうれしいだろう!?そして、上の写真のドーム型の天井は鹿の皮に彩色されたもの。だいぶ色は落ちている。これが作られた当初はどんなに輝く天井だったのだろう・・・!?
少し歩いて出たテラスから下を見るとプールがありました。すごい広いプール。スルタンはここで側室たちと泳いだんだって。そのテラスあたりの外壁が修復中でちょっと無粋な足組みが…。かなりシンプルな足組みだよね〜。


ここまで見て終了。私達は一番後ろだったので振り返ると誰もいなかった。警備の人も気を利かせて写らないように居てくれた。さて、外に出て中庭へ。ふと足元を見ると石畳もまるでモザイクだった。ハァ…贅沢…。と、いうことでここでほんとに30分。お見事!なにしろこのハレムの時間制限は30分毎なのだ。
このあと宝物館を見たんだけど、あまりにもすばらしくなってしまっていて撮影禁止になっていた…(T_T)6年前は全部並べてあるというくらいズラ〜っと展示してあった。スプーンダイヤモンドも撮影できたのだ。けど、そのとききちんと撮れなくてブレブレだったので今回は仕切りなおしのつもりだったのに、どの部屋もカメラ禁止だったし、それも展示数をものすごく減らしていた。ガックリ・・・。とはいっても、先日までエメラルドの短剣も日本に行っていたんだから今回見られるだけラッキーだろう。それにしても数たくさん見るよりも少ないほうが記憶に残りやすいのか「見た気」がする。※ハレムを出てすぐ右手にあるトイレはキレイで良かった。
写真左はただの廊下ではなく、スルタンが廊下を歩いて寝室に向かうとき、廊下わきのベンチに側室たちが座り、スルタンが「今日はお前が来なさい」と方にハンカチを掛けるらしい。ああ、すっかり大奥じゃない…。

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