空からの贈り物ペルー・メキシコ2003年9月
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7時にホテルを出発し、空港へ。いよいよ今日はカンクンへ向かう!

ガイドのN氏は結局なんだかとてもいい方だった。「冷たそう」なんて思ってゴメンナサイだわ。8:40頃。待合室まで来てからファミレスで朝食をとる。まだ店もまばらにしか開いていない。


ドキドキのカンクン移動

9:40のMX7532便はアエロカリブとの共同運航便だった。搭乗口に移動してこの看板を見て確認。なにしろ国内線なので、日本人が皆無。そして、スペイン語と英語のみなのだ。緊張する〜。

しばらくして9:15頃に搭乗口の準備が始まったので身体検査に並ぼうと思ったら空港係員が上司に何か言われた。私たちは検査途中でストップを掛けられたのだ・・・「?」結果として、別に私たちが間違っていたわけじゃなかった。私たちの飛行機が便名と出発時間の変更になったのだった。
とはいえ、カタコト英語の私以外は、両親ともに英語はまったくダメである。ほとんど3人とも少しあせってしまった。「ここで待っててね、いいですか?ここで座ってて大丈夫ですから。」と係員が言ってるようだった。
しばらくするといかにもキリリとしたエリート風のカッコイイ男性が(あくまでも私の持った印象)私たちに近づいてきて、英語でこう言う。「あなたたちの飛行機はMX5357の10:10発に変更になりました。手続きをするのでチケットをください」大丈夫よね、エリートっぽいもの、この人。と思いながらチケットを渡す。(見た目で判断しすぎ…)

いやぁ、しかしメキシコというイメージから「万が一あの人が悪人だったら・・・?」という思いが頭をかすめる。母に言うと航空会社のカウンターを指差し、「あそこにいるから大丈夫じゃない?」と言うのだ。なんとも力強い。私もこのくらいのんびり構えててもいいのか・・・と少し気持ちが落ち着いた。
英語喋れなくてもやっぱり母は強しだわ〜ε- (´ー`*) フッ

結局定刻になると搭乗手続きが始まった。ずっと待っていた私たちにその場の係員たちも好意的に促してくれる。「さぁ、これに乗ってカンクンに行きたまえ」みたいな。やれやれ、だ。


厳重検査

さて、搭乗口では例のごとくテロ対策の厳重な身体検査を受ける。もちろん靴を脱ぐし、かばんの中身も全部チェック。ポーチの中も。
とにかくぜーーーーーーーんぶだ。靴も多少ソールが厚い(厚底)のものに関しては丹念に調べられる。靴底に凶器を隠し持つのはよくある手なのだろう。

さて、大変なのは父だった。父はなぜだか丹念に調べられた。係員にもよるのかな。
申し訳なかったのが私の機材を持ってもらっていたために余計時間がかかっていた。機材というほど大げさなものでは無いけれど、デジカメのデータを保存するためのストレージ(ハードディスクのようなもの)だ。父は説明に困っていたので、私も応援に駆けつけた。応援になる自信は無かったけどね。私はこうなりゃボディランゲージだわ、と思った。デジカメを取り出し、「デジタルカメラ    データ   コピー  ハードディスク・・・」。単語の羅列じゃん!(* ´З`*)ハズカシイ〜

と、ところが通じましたのです!うっふふふふ 係員さんはニコニコと笑い「デジタルカメラ    データ   コピー  ハードディスク・・・」私の言葉を復唱してた。ホッ


走る搭乗口

さて、搭乗口とおもいきや、こんなバスでした。床がフラットで空港の建物と繋がっていたのでてっきり廊下になっているものだと思った。写真左のように搭乗口として「待っている」。そして、客が乗ったらそのままエレベーターのように車体を下げる。

まるで車のジャッキのようなしくみ(?)だ。そして、写真右のようにバスとして走り出すのだ。すごーい。これ日本にもあってもいいなぁ〜。


今日はメキシコシティはいい天気だ。いよいよカンクンに向け出発だ!

12:30 カンクンに到着。

暑い!っつーか熱い!なんじゃこりゃー!メキシコシティは高地だし、曇ってばかりだった。ギャップが激しすぎる〜。ペルーに行ってきたことを忘れそうだ・・・。この日気温はなんと35℃。でもこんなもんらしい。
空港に到着すると時間が遅れたので心配そうにガイドさんが待っていた。日本人のY氏だ。とっても真面目そうな人。いい人そうでよかった。

ホテル シェラトン・カンクン(リゾート&タワー)

ホテルゾーンでもかなりいい位置にあるホテルで、道路を挟んだ向かいには
「ラ・イスラ・ショッピング・ビレッジ」というこの時で一番新しいショッピング・モールがあった。
部屋はそれほど広くない。作りも改装はしてあってキレイだけど古そうだ。壁伝いに声が聞こえそうである。

窓からの風景
言葉にならない美しさ。

白い砂
青い空
青い海!!

何も説明なんか
いらないのさーっ

キャー


興奮状態?
イマイチ使い方のわからないセイフティボックスでちょっと手間取り、セントロに行くのに4時になってしまった。お腹すいた〜。

ホテルゾーンとセントロを結ぶバス

ホテルゾーンとセントロの間にはバスが走っている。かなり頻繁に走っているので便利だ。そして、このバスが定額で走っているので利用もしやすい。たとえば、私たちのホテルの前にバス停があって、そこでセントロ方面行きのR-1が来たら乗る。バス停にいて目立たないようにして無い限り(そんな人いないよね?)停まってくれる。停まったら前から乗る。その際に6ペソを運転手に支払う。すると切符をくれる。一人6ペソでできるだけおつりの無いようにしよう。
私の乗った一台にすごくイライラ運転の人がいた。乱暴に停まったと思ったら、私たちがピッタリ出さないとおつりを忘れた振りをする。ハァ?って感じで待ってるとお金をくれる。この間もバスは乱暴に走るので注意。

基本的に前乗り後降りだけど、観光客たちはテキトウに降りる。前からでも平気で降りる。この辺がガイドブックどおりではなかったな…。それに、車体が古いものが多いのでガイドブックに載っている「ブザー」が無い。
自分の降りたい場所で運転手に伝えるのも手だ。とにかく日本のような親切は無いと言っていいかも。

暑いからといって窓際に座るのも良し悪しだ。バスはかなり飛ばすので、髪は乱れまくる。
それになにしろ日差しが暑い。内側の席に座るのがベストだろう。

セントロもこれまたわかりにくい。Y氏には「貝のモニュメントで降ります」と言われた。だけど、この日(独立記念日)交通規制のせいでいつもと違った。本当はトゥルム通りで降りたかったのに、Av.Naderで降りたらしい。民芸品市場を横切ってようやくトゥルム通りに出た。(↑写真右)

しかし、しかしである・・・。独立記念日のために店という店が閉まっている。閑散としているのだ。結局ブラブラと歩き、バーガーショップで一休みして、あとはスーパーへ行き、買出しをした。

ごめんなさい、スーパーさん

最初に言っておくよ、アレは不可抗力だった。ほんとに。まじで。でも逃げたのは事実…♪〜( ̄ε ̄;)別に万引きをしたわけじゃないよ。
スーパーで買い物を始めて楽しくてしばらくいたんだ。そのうちトイレに行きたくなってきた。まいったなぁ、トイレあるのかなぁ・・・。と、店員さんに場所を聞きトイレに入ったら、ヒッピーのような女性たちが三つ編みをしたり思い思いにトイレで過ごしている。まるで自分たちの化粧室のように。でね、私は正直ちょっと恐くなっちゃって、我慢してトイレを出た。・・・だけどやっぱり我慢できなくて母に付き合ってもらってもう一度行った。
まだ彼女たちはいた。で、トイレもずーっと待っても開かない。やっと開いてやっぱりヒッピーっぽいオバサンが出てきたので入れ替わりに入ったんだ。だけどなんだかトイレがおかしい。さっきの人はなんの音も立てずにいてただ出てきた。不思議に思いながらも、とても汚いトイレだったので座らずに用を足した。

ホーーーッ  すっきりした。

と、思って流したら・・・流したら・・・流したら・・・・キャーーーーーーーっ止まんないよぅ!!!
何コレーッ!ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

どぅわ〜っと下から溢れてきて、表面張力になり・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ×2!!
溢れてきた時点で私は「止まるだろう」と思っていたのに、なんと便器から水がチョロチョロ・・・ダァ〜〜っときてしまった。詰まったのだ!なんということだ!まてまて、私は詰まるような原因を作ってない。・・・そしたら何かい?さっきのオバチャン、さては知ってたな?もう速攻で私はトイレを飛び出した。ヒッピーさんたちの姿はもう無くて、私は逃げた。ああ、逃げましたともさ。
ごめんなさいスーパーさん。確かに水を流したのは私。だけど!だけど詰まらせてはいないわ!もうその後は両親の買い物を終わらせてくれるのをドキドキして待ってスタコラとホテルへ帰ったのであった・・・フゥ・・・

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