トップ > 旅行 > 海外 > ペルー・メキシコの旅 > part 23 > part 24 > part 25 さぁ、帰り道にテキーラの店へ。♪ハァ〜ァ〜ウッ テキーラ!♪ みたいな・・・。(わかんないですよね・・・スルーしてください・・・) 遺跡の脇に生えた竜舌蘭(リュウゼツラン)の花。一生に一度70年くらいで花をつけ、咲き終わったら枯れてしまうんだとか。日本では花が咲けばニュースになるこの花だけど、何箇所かで目にすることが出来た。この株の部分をオノで割り、蒸気で蒸し、さらにローラーで砕いて糖汁を絞り出すなどの工程を経るとテキーラが出来るらしい。カタコトの日本語で説明してくれた。とにかくデカイこの植物が竜舌蘭だ。 ここで教えてくれたのは現代の採取の仕方ではなくて古代のものだと思う。株を割って放っておき何時間かたつと樹液が溜まる。それを(写真右)へちまのような道具をスポイトのように使い、吸い上げて採取する。それを蒸留して古代の人はお酒を作ったようだ。 そして、この蘭がすごいところは、この葉から繊維をとり、織って布にしたという。もっとすごいのが皮をのしたものを、紙のように使用していたという。蘭は余すところなく利用されていた。蘭がすごいというか、古代の人たちがすごい!ってことだ。試飲した♪私はこれでけっこうお酒は強いので( ̄ー ̄)ニヤッ 遠慮なく…。 これは蒸留が完全では無いものだ。
で、その方に歩いていくと庭先にリュウゼツランの花があった。下の方はすでに枯れ始めている。 4:30頃、土産物店を後にして一路ホテルへと帰った。道すがら、N氏が今夜お祭りの話をしてくれた。10:00PMになる前にTVをつけたらいいですよ〜。どのチャンネルもその映像のはずです。ビバメヒコーと叫ぶのが見られますよ、と。楽しみだ、絶対起きて見るぞ! ホテルに戻ってまた夕食は「東京」に行ってしまった。♪〜( ̄ε ̄;)あ、そうそう、偶然にも今日OPツアーをご一緒した男性も一人で来ていたのだ。これも何かの縁だ、と一緒のテーブルで食事をして、いろんな旅行談義に花を咲かせたのでした。いやー、そうそう、すごいスコールに遭遇!遺跡見学を何とか乗り切ったものの、この時期はスコールがいつ降ってもおかしくないそうで。「東京」のオーナー(とても気のいい人でよく喋ってくれた)に言わせると昔はスコールも30分くらいで止んだけど、最近は何時間か降り続くらしく・・・。それでも食事が終わった頃には(というか時間稼ぎしたんだけど)止んでた。ホッ。 美味しい夕食を食べホテルに戻りシャワーを浴び・・・私はすっかり疲れが出てしまった。眠くて眠くてたまらずベッドでいつのまにか眠ってしまったようだ。 父に起こされたとき、私はちょっと寝起きが悪く、「何で起こすのよぅ」と寝ぼけ眼だった。「10時だぞ!」という声と騒がしさでだんだんと目が覚めてきた。オゥ!「ビバメヒコだっけ!」飛び起きた。 ババババというヘリのような音に「?」と私はカーテンを開けてビックリした。 ヘリもそうなんだけど、目に飛び込んできたのはメキシカンカラーのテレビ塔(?)だった!「いやぁ〜ん」カーテンを開けて両親を呼んだ。かーわーいーいーっ♪ちなみに日本だったら紅白2色だなぁ・・・つまんないのぅ。それはさておきテレビ。いつまでたっても始まらない。実は22:00ではなくて今年は23:00だったらしい。 「今年は」っていうのが良くわかんないけど…。 10:50 オーッだいぶ盛り上がってきたぞー!TVに映し出されたソカロの映像。その群集は何万人いるのか…。昼間行ったあの場所にこんなに人が! そのすぐ10分後の23:00に大統領がうやうやしくあのテラスに出てきた。そして、何かを演説し紐を引き鐘を鳴らし叫んだ!「VIVA!MEXICO!VIVA!〜!VIVA!・・・!」(〜と・・・は聞き取れなかったの)これは日本語では「ビバメキシコ」だけど、メキシコでは「ビバ メヒコ」となる。そして「ビバ メヒコ」だけじゃなく、先祖をたたえる言葉も言ってるようだ。しつこいくらい「ビバ!メヒコ!」と叫び終えると、テラスに出た大統領の家族と抱き合いキスして奥に戻っていった。 同時に群集も「ビバ!メヒコ!」 もう私の耳から離れない。「ビバ!メヒコ!」「ビバ!メヒコ!」「ビバ!メヒコ!」 しばらくTVで見ているとソカロでは花火をあげているようだ。ん?花火?見えるかな?!ってーことで窓にダッシュ!そして感動!なんと私たちの部屋はソカロの方角を見ていたのだ。とっても長い間花火は打ち上げられていた。いえ〜い! 感動だ。こういうイベントに立ち会えてほんと良かった〜。バンザーイ。ビバ!メヒコ! |
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