トップ > 旅行 > 海外 > ペルー・メキシコの旅 > part 20 > part 21 > part 22 朝食はホテルの上の階のレストランだった。エレベーターを降りるとすぐに突然目の前に開けるからちょっとドギマギした。なにしろ食べている人が少なかったのでここでいいのかなぁと案内されないと不安になったのだ。 今日は9月15日 そして、開口一番「今日は急ぎますよ」という。そして、ソカロ広場には入れるかどうかわからないと。その理由は・・・なんと明日がメキシコの独立記念日なのだ。そして、今日9/15はその前夜祭で、交通規制のみならず祭りの中心地であるソカロ広場には入場規制がしかれるらしい。そうなったらソカロを含む歴史地区という世界遺産を見逃すことになる。急がねば!独立記念塔 地元の人たちが「天使のモニュメント」と呼ぶこの塔にはホテルから車で10分もかからずに着いた。レフォルマ通りにあるので、ここでロータリーになっている。ベニート・ファレス記念碑 20ペソ札にも描かれているモニュメント。なんでも、先住民族出身の大統領で、メキシコの近代化に貢献した人だとか・・・。 アラメダ公園にあるんだけど、車窓から写真だけでした〜 9:30頃 そのアラメダ公園の横にある国立芸術院宮殿。 1900年の初頭に作られたんだけど、これがなんと総大理石なんだそうな。大理石が重すぎて地盤沈下が起きているっていうのもおどろき。 もともと湖だったからね、ここ。 国立芸術院宮殿の前をまっすぐ入ったら青いタイルの家がある。車窓からパチリ。急いでいたからではない。ここは車を停められるような道路ではないのだ。 この家は、今はレストランとお店のようなんだけど、実はその昔ホテルだったらしく、日本の要人も泊まったらしい・・・ (名前を聞いたけど忘れちゃった) さて、良かった。ソカロに入れるらしい。車を降りて歩くことになった。(←Av.Maderoをソカロに向かって歩く) 広場の一丁前あたりでなんと手荷物検査があった。パトカーやバリケードで封鎖している。車両はもちろん通行止めだ。肩掛けのバッグを持っていた私だけが身体検査を受けた。ただの観光客だよぅ〜(T_T) ボトルの水などは中身もチェックされたようである。 ふと見上げると空中に何かが架かっているのがわかるかな?これ電飾なんです。今夜のグリトと呼ばれる儀式のために、というか独立記念を祝った飾りつけなんだって。これが人の形を現すんだ〜。誰だったかなぁ・・・聞いたんだけど。 誰だったかというか、どっちだったかなぁ。勉強不足だわ。独立の父といわれるイダルゴ神父かメキシコの史上唯一の原住民大統領であったベニート・フアレスのどっちかなんだよなぁ・・・。だめだ・・・記憶が・・・無い・・・。(わかる人がいたら教えてください。) ソカロ(中央広場)=憲法広場 ソカロの周囲の建物はきれいに飾り付けられている。メキシコの国旗色だ。 周囲のホテル。ソカロに面した部屋はメキシコだけじゃなく、世界のVIPたちで予約はいっぱいだという。 一番上のテラスでは、メキシコの国会議員たちがグリトに合わせ祝杯をあげる。 もちろん、すべての建物からの大統領暗殺を阻止するべく警察が厳重に警備している。 メトロポリタン・カテドラル さて、ちょっと休憩。これ、掃除機です。⇒何台かでソカロの掃除をしていました。一人がほうきで掻きだして掃除機で吸ってます。これがほんとのバキューム・カーだな。 広場には昨夜からすでに続いているお祭り騒ぎの名残がありました。ムース・スプレーをかけあったり、卵のカラにこのような紙ふぶきを入れたものをぶつけ合うのだ。今日のグリトという儀式のためにいったんきれいにするらしい。 国立宮殿前にはずーっとこのようなバリケードが 張り巡らされていて、軍隊と警察が警護している。 国立宮殿の端にはインディオがこの地を自分たちの安住の地であることを見つけたシーンが像になっている。 このワシは国旗にもなっているんだって。 国立宮殿でのグリト(ドローレスの叫びの再現) 朝の10:00。鐘の準備をしている。グリトはこの鐘を現職大統領が打ち鳴らし、「メキシコバンザイ!独立バンザイ!」と叫ぶ。このバルコニーに立ってだ。イダルゴ神父が1810年に独立宣言をした模様を再現するのだ。そして、この広場には十数万人の人々が集って、一緒に叫ぶんだって。それはそれはものすごいイベントだ。この模様は今夜テレビで見られますよ、とN氏が教えてくれた。それはぜひとも見なくては!こんなときに居られるなんてラッキーだ! 本当は私も夜ソカロに来たかった。けどN氏は危険だからやめたほうがいいといった。たぶん旅行会社としては「やめてくれ」っていう気持ちだったんだろう・・・。チェッ・・・。すでに場所とりをしている。一番前で見たい気持ちもわからないではないなぁ。 |
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