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たとえば1階まで階段で、その後エレベーターだといくら?
なんてチケット売り場で聞いてみる。私もまだふんぎりがついてない。
そしたら返事はこうだった。階段は2階までよ。ふぅ・・・あきらめなくてはダメか。
登るか仕方ない。2.74ヨーロのチケットを買い、さぁ、上り口だ。
きっと健脚の友達には置いていかれるだろうと、覚悟した。
雨に濡れたこんな階段をひたすら上がった。何往復しただろう。10段くらいを登っては踊り場、登っては・・・。
先を行く友達の姿がたまに見え隠れ。たまーに待っててくれたりしながら必死に後を追う。だんだん息が切れて手すりを持つ手に力が入る。
それでも時々立ち止まっては写真を撮る。 |
だって、エッフェル塔を階段で登る経験はもう二度とないだろうからさ、この景色は二度とカメラに収められない、と。結局2階まで何分かかったかな・・・もうお昼になりそうなころだった。もうなんだろう、あの息の仕方は小学校のマラソン大会の後くらいだ。んひ〜〜〜〜、と吐くより吸うほうが激しくなるかんじ。わかるかなぁ。 |
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やっと2階の展望台に着いたら手に手すりの鉄がつきまくり。つき具合でどっちが私の手かわかるよね(T_T) |
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