ずっと旅行に行きたい気持ちが昂ぶっていた。父の怪我でペルーがだめになり、米国テロで躊躇して、それでも、旅行に行きたい気持ちは収まらず、2002年のお正月は海外で過ごそう!と、思い立った。それはもう12月に入ってからのことだった。焦って探したってもう1ヶ月を切った旅行なんて思ったようなものが無い。
結局は「トラベル子ちゃん」の「ファイナルコール」に最後の望みを託してクリックした。12月も10日を過ぎてのこと。委託した会社はとんでもない会社だった。「JALで行く」と看板文句で謳っていながら「今、いっぱいになってしまいました。」「ガルーダならとれます」なんてことを言っていて、何日かたって「ガルーダがキャンセル待ちです」と来た。
結局、困ったその会社は何とか個人手配のチケットを用意した。まったく、世話が焼けた。最終的に予定表も送ってこない。それも出発の前日になってファックスで来た。それも間違いだらけの。帰ってきたから笑って言えるけど、ほんと焦った。あんな会社絶対今後は使わない。
心に決めて出発した。いざ、異国のお正月!3度目のバリ!
part 1
part 2
part 3
part 4
(完結)
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